外国人のお母さんになる覚悟はありますか?
お子さんのためにも、親になるという心構えをしっかりと!
「あなたは、外国人のお母さんになる覚悟はありますか?」
国際結婚夫婦が外国に住む場合、その国で生まれた子供たちは、たとえ日本の国籍を留保しているにしても、住んでいる国の言語と文化の中で育っていきます。いわば自分とはまったく違うバックグラウンドをもつ“外国人”として成長していくわけです。
その子供たちの母親になる覚悟はありますか?
自分もその国の人として生きていく覚悟はできていますか?
子供がいなくて、自分一人の問題だったら、まだいいと思うのです。外国での結婚生活は思い描いていたようではなかった、その国の人になろうとして努力したけどなれなかった……。そのような人は、決して少なくはないでしょう。そんな時は“撤退”という方法もアリかもしれません。
でも、子供がいて、自分が母親として責任ある立場になっていたら、事情は違ってきます。配偶者ときちんと話し合わなければなりません。そのエネルギーが必要です。
結婚する時には、そこまで考えが及ばないかもしれませんが、自分がその国に根付く覚悟、外国人の母親になる覚悟は、やはり最低限必要です。そのための言語力であり、経済力でもあると思うのです。
そして、最悪の場合を想定した法律の知識も、心の準備として得ておくことを強くおすすめします。
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(東京ジェイ法律事務所)