テクノポップ/アーティストインタヴュー

小川美潮さん、チャクラを語る(4ページ目)

ニューウェイヴの時代、摩訶不思議な魅力を放っていたバンド、チャクラ。彼らのアルバム『チャクラ』『さてこそ』が5曲のボーナストラックを追加して再発! チャクラのヴォーカリスト、小川美潮さんにチャクラ時代のお話を伺いました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

さてこそ

ガイド:
satekoso

さてこそ

セカンド・アルバム『さてこそ』では、メンバーも入れ替わり、プロデューサーも矢野誠さんから細野晴臣さんに代わりましたが、バンドとしてはここで違う方向性を目指していたのでしょうか?

Amazon.co.jp

小川美潮:
目指してたわけでもなく、自然に変わっていった感じじゃないのかなぁ。メンバーも変われば音も変わるし、文ちゃんもどんどんアイディア出てきてたし、そしてみんな細野さんに興味を持ってた。そういうことかと...

ミュンミュン

ガイド:
僕の周辺にはファースト派とセカンド派がいたりします。ファーストには思い入れがありますが、実験的かつ不思議な曲が盛りだくさんのセカンドも好きです。2曲の「ミュンミュン」は何かの擬態語のようですが、少し歌詞らしきものもありますが、基本6分近く「ミュンミュン ミュルン ミューン」と・・・ 作詞は板倉さんと小川さんの二人ですが、これはどのような分担で?

小川美潮:
まず「ミュンミュン」のところは、文ちゃんが曲の段階で決めててそうしたいと。他のハナモゲラの部分は私が考へてアイディアが出ると、これはどう?って聞いて決めていった感じです。

おちょーし者の行進曲

ガイド:
3曲目の「おちょーし者の行進曲」は、超ポジティヴな歌。なんとなく小川さんのイメージと僕に中では被るのですが、どうなんでしょう?

小川美潮:
作詞の海老寿いわしの哲学だと思います。私も同じ気持ですけど!
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