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生活費の分担、花ヨメ花ムコ修行~家計管理編(2)(4ページ目)

財布の紐を握るのは夫と妻のどちらでしょうか? 新婚夫婦で家計管理の主導権争いと同様に、なかなか決まらない生活費の分担方法。生活費の分担方法にはどのようなパターンがあるのでしょうか? ふたりに合った家計管理の方法を見つけてみましょう。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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ガイド平野のオススメは、
片働きなら「全部渡し型」、共働きなら「共通財布型」

生活費の分担、家計管理が上手くいく秘訣は、定期的な見直しと、不満が出たらすぐ解決

生活費の分担、家計管理が上手くいく秘訣は、定期的な見直しと、不満が出たらすぐ解決

それぞれ一長一短ありますが、片働き夫婦の場合、「全部渡し型」、共働き夫婦なら「共通財布型」をオススメします。

片働き夫婦の「全部渡し型」は、少なくとも収入の部分について、100%透明度があるので、家計管理を担当する側も全体像が見え、安心して家計管理が行えます。

共働き夫婦の「共通財布型」は、真正共通財布型を前提にしますが、毎月決まった金額を負担し合うので、不公平感が少なくなる、家計の収支や貯蓄額を把握しやすくなるというメリットがあります。二人のお金という意識になりやすいので、二人で話し合いながら、家計管理や貯蓄をするのに最適な形といえます。


不満を持ったら話し合いをしよう!

先の「夫婦の財布の紐調査」によると、夫婦間のお金のトラブルの有無について尋ねたところ、「あった」と回答したのは56.2%で、半数を超えています。そのうち、離婚まで考えた人の割合は約2割に達しています。夫婦間のお金のトラブルは、夫婦関係に深刻な影響を及ぼす問題ともいえます。

ライフステージやライフスタイルの変化によって、共働きから片働き、片働きから共働きなど、収入形態も変わり、また、支出項目や支出金額も大きく変わります。最初に決めた家計管理方法が、常に二人にとって最適であることは少ないでしょう。

家計管理の方法や生活費の分担方法は、一度決めたら、「これで良し」というものではありません。また、パートナーは黙っていても不満を持っているかもしれません。相手を気遣い、定期的に話し合いを行うとともに、不満に思ったらすぐに話し合える関係を作ることが大切でしょう。


【関連リンク】
共働き夫婦の生活費の分担、どうしている?
こんな共働き夫婦は貯まらない!? 家計管理NG集
夫婦ケンカが起きないお金の貯め方

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