アクセサリーの多さはiPadだが、拡張性の高さはAndroidタブレット
iPadのデメリットとして「実質1機種しかない」ことを先ほど述べたが、これは逆にメリットにもつながる。それは「アクセサリー類の多さ」だ。iPadは実質1機種しかないのに大ヒットしたため、カバー類やキーボード付きカバーなど、アクセサリー類が充実している。数ある中から好きなデザインや使い勝手のアクセサリーを選んで自分だけのタブレットを作りたいという人はiPadがおすすめだ。一方、Androidタブレットは1機種ごとの販売台数がiPadに比べて少ないためアクセサリーの種類は少ないが、iPadにはない拡張性が魅力の一つとなっている。iPad 2では別売アクセサリーによって画面のテレビ出力が可能になったが、AndroidタブレットはミニHDMI端子やマイクロHDMI端子を備えているモデルも多い。ほとんどのモデルがSDカードスロットやmicroSDカードスロットなどを搭載し、メモリーの増設ができるのも魅力だ。USBケーブルを接続してマスストレージとしてPCにマウントできるなど、Androidタブレットにしかない魅力的な機能も多い。
迷ったら、まずはサイズから選ぶというのも一つの手
ここまでiPadとAndroidタブレットの違いを解説してきたが、余計にこんがらがってしまったという人も多いかもしれない。そんな時は、初心に戻って「サイズで選ぶ」というのも手かもしれない。まず「10インチモデルを使いたいかどうか」を検討してみて、「大きすぎる」もしくは「重すぎる」でNGならiPadの選択肢はなくなる。そうしたら7インチ以下のモデルでAndroidタブレットを検討してみてほしい。
10インチモデルがいいのであれば、大きさや重さ、使いたいアプリ(もしあれば)などで検討していくといいだろう。