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島の味100% 隠岐・海士町「島宿 但馬屋」(4ページ目)

島根県のパワースポットは出雲だけではありません。その一歩先の隠岐まで行けば完璧でしょう。泊まるのは中ノ島・海士町「島宿 但馬屋」。島外不出の島酒でナマコの珍味に舌つづみ。キンニャモニャ踊りで手拍子を打てばあっという間に夜も更けていく島の夜。陽気な女将さんたちに触れ、新鮮な島料理を味わえばきっと元気になれるはず。旅好きの女性ひとり旅にもおすすめです。

山田 祐子

執筆者:山田 祐子

旅館ガイド

女子ひとり旅が似合う島宿

海士

「島宿 但馬屋」木造の二階建て

但馬屋を含む「島宿」とは、料理には季節に応じた島の食材を使い、アメニティーを充実させ、島らしい温かさをおもてなしする、などの基準を満たした宿で、海士町観光協会と海士町の民宿がタイアップし、1泊2食付9500円の島宿プランを提供しています。

他にも、現在では「島宿 小崎」「なかむら旅館」の2軒が加盟しているので、島宿巡りをするのも面白いかもしれません。この海士町は島宿だけではなく全てにおいてクオリティが高く、都会の香りが漂い何だか心地が良い。女子ひとり旅だってサマになる。それは何故なのか?

 

その訳は若い力と伝える力

海士

島に来たなら着たくなる海士Tシャツ

その訳は、島の活性化のため中心的に活動するのが20代のIターン組だから。行政が少子高齢化で経済危機に陥っていた町に若者を呼び寄せ、眠っていた食や文化を覚醒させて商品に結びつかせているというのです。

若者たちは独自の目線と感性で表現をし、マーケットに訴えかけています。もちろん親世代の理解が無ければできないことでもありますので、それだけ熟成された地域社会が存在するということが言えましょう。これからも「島宿」は増えていくでしょうし、島を越えて全国にまで広がっていく可能性を秘めています。

 
海士

牛たちも潮風に吹かれながら散歩中


最後の締めには菱浦港の前にある「隠岐牛」で極上の和牛をいただくのもいいでしょう。生産から飼育まで島内で完結した生粋の島っ子です。島外では目が飛び出るほどの値段だと言いますから内緒にしておきたい所ですけれど。

 
海士

観光テープって言うんだ……

船が出る時は港の方をご注目。大きなシャモジを振りながら見送ってくれる観光協会のスタッフがいます。勇気を出して観光テープを投げてみるのも粋かもしれませんね。

それでは、「島ねえ」こと、山田祐子でした。

島根を後にします。
また次回、どこかの島でお会いしましょう!

 

【予約・問合せ】
■海士町観光協会
TEL:08514-2-0101
住所:島根県隠岐郡海士町大字海士1490
【宿泊先】
■隠岐・海士町 島宿 但馬屋
住所:島根県隠岐郡海士町4602-1
地図:Yahoo!地図情報
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