英語の単語を覚えようとするとき、皆さんはどんな方法をとっているでしょうか。「知らない単語を書き出す」「単語帳を作る」といった方法をとっている人が多いと思いますが、「一度覚えても、すぐに忘れてしまう」と悩んでいるのでは? 単語は、ランダムに覚えていこうとすると、定着率があまりよくありません。しかし、実は「忘れにくい覚え方」というのがあるのです。ここでは、そのいくつかをご紹介します。

仲間の単語を覚えよう

電車 ― 駅 ― ホーム ― 出発と関連づけて覚えていくと頭に入りやすい

電車 ― 駅 ― ホーム ― 出発と関連づけて覚えていくと頭に入りやすい

人間の記憶は複数のことを関連づけて覚えると、何かひとつのことを思い出すと同時に、一緒に覚えた別のことも思い出すそうです。そこで、単語を覚える際も、相互に関連のない単語を別々に覚えるよりも、特定のテーマに沿った内容をのものを一緒に覚えると、記憶の中に定着しやすくなります。

例えば、次の言葉を聞いたときに思い浮かぶ単語を日本語で言ってみてください。

  1. 電車
  2. 会社
  3. 旅行

電車の場合、次のような言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。

1. 電車 ― 駅 ― ホーム ― 出発 ― 時刻表 ― 急行

これを英語にしてみると、こうなります。

train ― station ― platform ― departure ― timetable ― express

日本語で浮かんできた言葉は、自分の頭の中に「仲間の言葉」としてインプットされているはずのもの。それをそのまま英語にして覚えておけば、trainという語とともに、platform、departureといった言葉も自然に出てくるようになるはずです。

ほかの二つについても、例えばこんなふうに覚えてみてはどうでしょうか。

2. 会社(office)― 会議(meeting)―書類(document)― 同僚(colleague)

3. 旅行(travel)― 休暇(holiday)― 飛行機(airplane)― 予約(reservation)

仲間の言葉を覚える際に、絵や音など、ぜひ視覚や聴覚に訴える要素を付け加えてみてください。いざというときに、さらに思い出しやすくなるはずです。

次ページでは、日本人が攻略しにくい「基本動詞」について説明します。