西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

「セックスには相性がある」と女性が考える理由(3ページ目)

「日経WOMAN」のセックスのデータでは、「セックスに相性があると思いますか?」という質問に対し、YESと答えたのは、女性で82.4%、一方、男性では、65.4%でした。数字で見る限り、女性の方が男性よりも、相手次第で快楽に振れ幅があると感じているようです。なぜ女性の方が、相性があると考えているのでしょうか?

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

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セックス観が変わった経験はあるか?

彼と付き合って、初めてセックスが好きになった!

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また、「セックス観が変わった経験があるか?」という設問では、YESと答えた女性は27.2%で、その時期は平均28.5歳でした。それに対して、男性はわずか8.6%でした。

セックス観の変化として、「日経WOMAN」誌面では「『女性は、セックスが好きになった』『相手とつくりあげるものだと思った』などポジティブな変化を口にする人が多かった」と記されています。

先にも書きましたが、男性に肉体的な快楽をもたらすのは、一般に挿入行為が中心となります。しかし、女性は挿入されても感じないことが多いのです。前戯が不十分だったり男性が下手だった場合、女性は十分に濡れないことがあります。男性に繊細さがなければ、女性にとっては行為自体が、苦痛であることも多々あります。腟での快感が楽しめるようになり、オーガズムを得られるようになれば、女性のセックス観は大きく変わります。そういう点で、特に男性の技量と配慮が大きく影響します。
女性は、相手の男性により、セックスの楽しさに目覚めたり、セックスが好きになったりする可能性はあっても、男性が女性同様に変わることは稀かもしれません。
 

相性は、決められたもの?

とはいえ、出会った当初での二人のベットの相性が全てを決定するわけではありません。コミュニケーションを繰り返すことで、相性の良い素敵なセックスにたどり着くことは可能です。セックスの相性を大切だと思うならば、男性も女性も、お互いの要望を言葉や態度で率直に伝え合い、向上心、創意工夫を厭わない相手を選ぶことが大切ですね。

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