大正初期には養殖真円真珠をロンドンに売り出し、1910年(明治43年)には日英博覧会に、1926年(大正15年)にはフィラデルフィア博覧会にパールの作品を出品。 1937年(昭和12年)にはパリ万国博覧会に12通りの使い方を可能とした、帯留め兼用ブローチの「矢車」を出品し、世界中の注目を集めました。草創期から海外の情報を積極的に取り入れ、日本文化との融合に勤めてきたミキモト。そのグローバルな姿勢は現在のクリエイションの中にも強く根付いています。
2009年に誕生した、「A World of Creativity」は、世界で活躍するミキモトの“今”を語るコレクション。各国で活躍するミキモトのデザイナーが、新しい感性を発揮するシリーズです。「命を育む水をたたえた惑星――地球」がコレクションの根幹となるテーマ。
「A World of Creativity」ネックレス、イエローゴールド×白蝶真珠×ダイヤモンド、136万5000円
今年の2011年は、白蝶真珠を主役としたジュエリーが登場しました。“地球と宇宙”のイメージから、宇宙をイエローゴールドの球体で、地球を大きな白蝶真珠で、夜空の星の煌めきをダイヤモンドで表現しています。零れ落ちるかのような星の瞬きと地球の不思議な存在感に、思わず目も奪われることでしょう。小宇宙を思わせる個性的なデザインに、パールジュエラーの未来を感じさせてくれるクリエイションです。
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