肌の乾燥がひどい原因は? 間違ったスキンケアのせい?
良かれと思ったケアのせいで乾燥肌に!?
肌の乾燥に悩むその前に! いつもの洗顔やスキンケアをもう一度見直し、正しい方法を身につけましょう。
<目次>
乾燥肌対策には、正しい洗顔とスキンケアが重要!
今年は乾燥知らずで過ごしたい!
たとえば、スキンケアの基本ステップである洗顔では、多くの人が必要な皮脂まで落とし過ぎる傾向にあります。私たちの肌の表面を覆っている皮脂膜は、皮脂と汗が混ざり合ってできた天然の保湿成分。洗顔の回数が多すぎたり、洗浄力の強い洗顔料を使っていると、大切な皮脂膜まで洗い流してしまいます。ゴシゴシこすって刺激を与えるのもNG。
そしてもちろん、その後のスキンケアも重要です。保湿は化粧水をたっぷり塗れば良いと思っていたら、それは大きな間違い! 化粧水は成分のほとんどが水分。最後にしっかりと油分でフタをしないと、たっぷりつけてもすぐに蒸発してしまいます。また、強すぎるパッティングや、シートマスクの長時間の使用がかえって逆効果になることも。
肌が本来持っている水分保持力をアップさせる洗顔やスキンケアを身につけて、潤い美肌を手に入れましょう!
乾燥肌対策には、正しい洗顔とスキンケアが何よりも大切です。以下の3つのステップを実践してみてください。
乾燥肌スキンケア1:落としすぎない洗顔
予備洗いやすすぎはぬるま湯で!
- 基本的には朝、夜の2回で十分です。
- 皮脂を取り過ぎない、マイルドな洗浄力の洗顔料を選びましょう。
- 最も避けたいのが“摩擦”です。洗顔料を十分に泡立てたら、たっぷりの泡を顔全体にのせ、肌の上で転がすようにして洗いましょう。指と顔の間に泡のクッションを狭んでいるような感覚で。ゴシゴシこするのはNG。
- 熱いお湯を使って洗顔すると、肌に必要な油分まで洗い落としてしまう上に水分が蒸発しやすくなり、乾燥を招きます。肌に泡をのせる前の予備洗いやすすぎは、人肌程度のぬるま湯で行いましょう。
- シャワーで一気に洗い流すのもNG。水圧が予想以上に肌に負担をかける場合もあります。手でぬるま湯をすくい、そっと肌にかけるようにして。
乾燥肌スキンケア2:化粧水でたっぷり水分補給
肌の乾燥を防ぐ大切な役割を果たしているのが、表皮の一番外側にある角質層。ラップ一枚ほどの薄さといわれるこの角質層を水分で満たすことこそが、潤い美肌への近道です。- 化粧水は、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど水分保持力の高い成分を配合したものを選びましょう。
- 洗顔後や入浴後は、肌の水分がどんどん蒸発して逃げていきます。一分一秒を惜しむつもりで、直ちに水分補給を。
- 化粧水はただ“つける”のではなく、“浸透させる”つもりでケアを。両手で顔を包み込むようにしてなじませるハンドプレスも効果的です。乾燥しやすい目元や口元は重ねづけを。
- 肌を手でパンパンと叩いて刺激を与えるようなパッティングは、乾燥肌の人はなるべく避けましょう。
- シートマスクの長時間の使用はかえって肌の乾燥を招くことも。10分以内を目安に、シートが乾いてきたら外すようにしましょう。
乾燥肌スキンケア3:乳液やクリームなどの油分でフタをする
潤いをしっかり閉じ込めて!
- 手のひらに適量を取ったら、両手をこすり合わせるようにして人肌程度に温めてから塗ると、より肌に浸透しやすくなります。
- 化粧水と同じように、乳液やクリームもハンドプレスしてよくなじませて。
- 使用量の目安は、塗った後に軽くティッシュペーパーが貼りつくくらい。もしくは肌が少し光るくらいがおすすめ。
- ベタつかずさらっとした感触が好みなら乳液、しっかり保湿したいならクリームというように、肌質や感触の好みに合わせて使い分けてみてください。乾燥がひどい時はオイルもおすすめです。
どれもちょっとしたことですが、毎日少しずつでも意識することで肌が変わってきますよ。
肌の乾燥がひどいときの対策は、スキンケアを見直すこと!
栄養バランスの取れた食生活もポイント。
- 紫外線は肌の乾燥を加速させます。紫外線対策は年間通じて行いましょう。
- 睡眠は7時間以上が理想的。睡眠中に分泌される成長ホルモンが肌の新陳代謝をサポートします。
- 1日3回、規則正しい食生活を。ビタミン、ミネラル、タンパク質といった栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
体の内側と外側、両面からのケアを徹底して、乾燥知らずの潤い美肌を目指しましょう!
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