見た目がごく普通なのに、走るととんでもない車
S4専用のスポーツサスペンションによって20ミリローダウンしています。また横滑り防止装置のESPなど、安全装備も万全。アバントはアルミ製のルーフレールを備えるなど、普段は本当に普通のワゴンとして使えます
いずれにせよ、ハイパフォーマンスモデルゆえ低速では乗り心地に硬さを感じますが、速度が乗る度にどんどんスムーズに快適になっていきます。しかし気分良くアクセルを踏み込んでしまうとアッという間に人に教えられない速度に達してしまうため、これまた苦笑いするしかない性能なんですけれど。ま、それだけの高性能車を100万円台で(S4アバントは200万円台前半で)買えるのですから「いざとなったら、まだ踏めるクルマ」と割り切りましょう。
前後席ともレカロ製の専用シートが備わります。標準はアルカンタラ&本革仕様で、フルレザーがオプションで用意されていました。フロントは電動で前後/高さ/リクライニングの位置を調節でき、シートヒーターも備えられていました
だからってこんなエコの時代に、床まで踏めないハイパフォーマンスモデルが必要なのかと言われれば、確かに無くても生きてはいけます。しかし、元アップルのCEO、スティーブ・ジョブズ氏が言ったように「Stay hungry, Stay foolish.(ハングリーであり続けろ、バカであり続けろ)」ですよ、人生は。いくつになっても常に上を向いて、人と同じなんてくそ食らえという気概を持ち続けましょう。同じくジョブズ氏が言ったこの言葉を胸に。「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことは、私が本当にやりたいことだろうか」。本当に欲しい車を買ってくださいね。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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