ここでは、転職活動に行き詰ってしまった時にどうしたらいいか、転職活動で行き詰りやすいパターン別に対処法をお伝えします。
応募しても書類選考で落ちてしまう
応募書類を見直すことで書類選考通過率がアップすることも
応募条件を満たしているはずなのに、書類選考が通らず、転職活動に行き詰っている人は、応募書類を見直してみてはいかがでしょうか。書類選考に落ちた応募書類は、形式や内容があなたの良さが伝わらないものになっているかもしれません。自己流で作った人はぜひ第三者の人にチェックしてもらいましょう。キャリアカウンセラーなどの専門家に応募書類の添削をしてもらったり、ハローワークや各自治体で開催している応募書類の作成セミナーに参加してみるのもおすすめです。
なにより応募書類で一番目を引くのは履歴書に貼ってあるあなたの写真です。今貼ってある写真があなたの人柄ややる気が伝わる写真か周囲の人に聞いてみましょう。
また、不採用で戻ってきた応募書類に貼ってあった写真は、次の応募書類に使いまわしたりせずに、もう一度新たな写真を撮り直しましょう。何度も貼りなおしたことが分かる写真では、やる気が疑われてしまうことも。新たな気持ちで写真を撮ることで書類選考の通過率もアップするかもしれません。ぜひもう一度写真を見直してみましょう。
面接がうまくいかず不採用が続いている
いつものメイクを見直してみることで面接での印象アップも
あなたがどんなにいい人材でも、会社のカラーや他の社員との相性が合わない場合は採用が見送られることもあるので、あなた自身を否定されているわけではない、ということを忘れないでください。相性の問題だと割り切って、どんどん面接を受けることで、面接にも慣れてきて採用にも近づいてきます。気持ちを切り替えて、他の面接にどんどんチャレンジしていくことが大切です。
ですが、何度も面接で落ち続けているという場合、やはり対策を練る必要があります。面接対策も応募書類対策と同様に、ハローワークや自治体で模擬面接などの面接対策をしてくれるセミナーが開催されています。緊張してなかなか話せないという人は模擬面接を受けて練習をすることもいいでしょう。もし、そのようなセミナーに参加する機会がなかなかない、という方は、面接を想定して回答する自分自身を動画撮影して見てみましょう。客観的に自分を見ることで、自分の面接での印象や自然にでている話し方の癖など、これが不採用の原因かも、と気づくことがあるかもしれません。
また、面接での第一印象をアップするために、メイクやヘアスタイルを見直すのもおすすめです。スーツの色や形も同様に見直してみましょう。メイクやヘアスタイルをチェンジすることで気持ちも切り替えることができ、面接に明るく臨むことができるというプラスの効果も生まれ、印象アップにつながることも。
応募したい会社が見つからない
求人広告を見ていても、やりたい仕事が見つからない、条件が合わなくて応募したいと思えない…と、なかなか応募したい会社が見つからず、転職活動が進まないと悩んでいる方は、まず、求人を探す方法を見直してみることが必要です。求人サイトも1つのサイトで探すのではなく、いろいろな求人サイトを見てみましょう。求人サイトでは、応募したい希望条件を登録しておくと、希望条件を満たした求人をメール配信してくれますので、やみくもに自分で探すより効率的。
派遣会社や人材紹介会社に登録して、希望条件に合った仕事を紹介してもらうというのも方法のひとつです。自分だけで求人を探すのではなく、効率的に探す方法を実践していきましょう。
また、あなたの希望する条件を満たす求人は、今そもそも非常に少ないかもしれません。希望条件をすべて満たすことは理想ですが、もう一度自分の希望条件を客観的に見直し、新たな希望条件を考え直す、ということも大切です。
転職活動に疲れてしまった
転職活動に疲れた時は友達とおしゃべりしてストレス解消
あまりにも疲れてしまったら、一旦、転職活動を休止してみることも必要です。
やみくもに転職活動を続けて、疲れた顔で面接にいったり、どこでもいいやと応募したりすることは、あまりいい結果には結びつかないでしょう。それであれば、思い切って、転職活動自体を少し休んで、リフレッシュする時間をもつこともとても大切なこと。
温泉に行ったり、美味しいデザートを食べたり、ゆっくり昼寝をしたり、友達とおしゃべりしたりと、転職活動を頑張っている自分へのご褒美タイムをもつことで、気持ちもリセットされて、またやる気が生まれてきてから、転職活動を再開してみては。そうすることで、今までと違う目線で求人を見ることができたり、笑顔で面接に向かうことができるかもしれません。
転職活動は頑張り過ぎずに、ほんの少し休憩を取りつつ、転職活動を楽しめるくらいの余裕をもつことが、採用を勝ち取る一番の秘訣です。