ダニエル・K・イノウエ国際空港ってどんな空港？

なぜ「ダニエル・K・イノウエ国際空港」？名前の由来！

2017年4月27日 ホノルル国際空港は、ダニエル・K・イノウエ国際空港へ名称変更しました。ダニエル・ケン・イノウエ氏は、半世紀にわたって米上院議員を務めたハワイ州選出の日系議員。2010年には上院仮議長に選出され、2012年12月に88歳で亡くなるまで同職を務めました。ホノルル国際空港の整備・発展のための予算確保にも貢献したことから、その功績をたたえ、2016年に州議会で空港改名が決議されました。
    

ハワイ諸島への玄関口、ダニエル・K・イノウエ国際空港

オアフ島ホノルル市の中心部から約10キロメートルに位置するハワイ諸島最大の空の玄関口、ダニエル・K・イノウエ国際空港（旧ホノルル国際空港）。空港内の施設や市内アクセス、レストラン＆免税店などについてご案内します。
 

ダニエル・K・イノウエ国際空港なら入国手続きも日本語案内でラクラク

ダニエル・K・イノウエ国際空港は、国際線とアメリカ本土線の発着を行うターミナル2、ハワイアン航空が島間線の発着を行うターミナル1、モクレレ航空が島間線の発着を行うターミナル3で構成され、1階が到着ロビー、2階が出発ロビーになっています（ターミナル3は出発・到着ともに1階）。

入国手続きの流れは、まず、2階入国審査場で審査を受けます。こちらでは、携帯電話の使用は禁止されているのでご注意を。その後、1階のバゲージクレームでスーツケースをピックアップ。税関審査（申告なしは緑ランプライン、申告ありは赤ランプライン）を通過後、個人用出口、または、団体用出口へ向かいます。日本人の利用が多いため、日本語の表示やアナウンスが行われており、初めての人でも安心して移動できます。
 

ネイバーアイランドへの乗り継ぎ

ハワイ島、マウイ島などネイバー各島へは、国内線に乗り換えます。まずは、ターミナル2で入国審査を受けて荷物を受け取り、税関を通過。その後、手荷物再受託カウンターへ荷物を預け、ハワイアン航空はターミナル1、モクレレ航空はターミナル3へ移動してチェックインします。

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ダニエル・K・イノウエ国際空港からホノルル市内へのアクセス

空港からホテルが集まるワイキキへの一般的な交通手段は、タクシーかシャトルバスです。タクシーは移動時間が20～30分で、料金は約40ドル＋チップ。ワイキキのホテルを巡回するシャトルバスは、移動時間約40分で17ドルほどです。

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ダニエル・K・イノウエ国際空港のレンタカー営業所

空港の敷地内、空港付近には、レンタカー会社の営業所があります。ターミナル2の1階到着ロビーにカウンターが設けられていますが、手続きや鍵・車のピックアップは営業所で行うため、日本で予約済みの人は、ターミナル2から徒歩5分のカーレンタルセンター（ハーツ、バジェット、エイビス、ニッポン）へ。または、レンタカー会社のシャトルバスに乗って営業所へ向かいます（ダラー、アラモほか）。

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2017年12月 無料Wi-Fiサービスがスタート！

ダニエル・K・イノウエ国際空港では、無料Wi-Fiサービスを行っています。ネットワークは「HNL Free WiFi」。ただし、到着フロアのバゲージクレーム～税関検査場～出口付近はエリア外（入国審査場は携帯電話使用禁止）。到着後すぐにWi-Fiを使いたい人は、2階出発ロビーへ移動して利用するか、日本でルーターをレンタル、または、ダニエル・K・イノウエ国際空港の到着ロビーでレンタルできるよう日本から手配しましょう。

帰国時は、出発フロアのほぼ全域で利用可能です。出国審査後に利用できる航空会社やクレジットカード会社の専用ラウンジでも無料Wi-Fiサービスを行っています。
 

外貨両替所

ハワイに到着して一番最初にある両替所が、税関を通過した目の前にある両替窓口です。実はこちら、日本の銀行と比べて約15％もレートが高く、手数料も発生します。到着時にドルを持っていない場合は、両替は当日の交通費程度におさえ、市内の銀行やワイキキの民間両替所を利用しましょう。

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ハワイから帰国時のチェックインと出国手続き

日本への帰国の際、ダニエル・K・イノウエ国際空港では、係員による出国審査は行いません。ターミナル2の2階出発ロビーにある利用航空会社のカウンターへ行き、航空券とパスポートを提示してチェックインするだけでOK。ただし、セキュリティチェックが大変厳しく、時間がかかるので要注意です。
 

年末年始、ゴールデンウィークは余裕を持って空港へ

日本への帰国便が集中する朝～午前、利用者が増える年末年始やゴールデンウィークなどのハイシーズンは、チェックイン前に行うスーツケースの重量検査とX線検査、そして、チェックイン後の手荷物検査、ボティチェックともに長い行列ができ、出発時間が迫って焦ってしまうことも。ハイシーズン以外でも、空港へは、余裕を持って2時間前に到着しておきましょう。
 

気を付けたいスーツケースの重量制限

機内に預けるスーツケース（受託手荷物）には、1個あたりの重量制限があり、それをオーバーすると超過料金が発生します。空港でスーツケースを開け、手荷物等に詰め直して重量調整する人を見かけますが、これは大変な作業。航空会社、利用クラスによって異なりますが、一般的にエコノミークラスでは「1個あたり23キログラム以下の荷物を1人2個まで」（ベビーカーは含まず）となっているので、パッキングの際はご注意を。詳しくは、航空会社ウェブサイトでご確認ください。
  機内預けのスーツケース等はセキュリティ強化のため、アメリカ運輸保安局（TSA）により持ち主の立ち合いなく無作為に開錠、検査される場合があります。施錠せずスーツケースベルトで対応しましょう。ガイドも3回に1回は検査を受けており、検査を受けた場合は、スーツケースに「荷物を開けて検査をした」というTSAからの通知の紙が入っています。瓶モノや液体物を入れていると検査される傾向があるようです。
 

出発ゲートのレストラン、免税店、両替所

セキュリティチェック通過後の出発ゲート中央には、カリフォルニア・ピザ・キッチン、バーカーキングなどが入るフードコート、スターバックスコーヒー、コールドストーンクリーマリーなどのレストラン＆カフェがあるほか、搭乗ゲートが集まる各コンコースにも、スターバックスコーヒーや軽食の店があり、搭乗時間まで食事をしながら過ごすことができます。
  また、DFS、レスポートサック、コーチなどのショッピングスポットやギフトショップも点在。DFSでは、ブラント品の免税ショップのほか、コスメ、ハワイアンフードなど数軒のショップがあり、ハワイ土産の定番ホノルル・クッキー・カンパニー、ビッグアイランド・キャンディーズも扱っています。

最近では、雑誌やドリンクを扱うニューススタンドでハワイ柄の付箋紙やメモパッドなどを置くようになりました。これだけ揃えば、駆け込みのお土産調達も大丈夫。ゲート内にはいくつか両替窓口もあり、残ったドル（紙幣のみ）を両替することも可能です。


＜DATA＞
■Daniel K. Inouye International Airport（ダニエル・K・イノウエ国際空港）
TEL：ビジターズ・インフォメーション 808-836-6413　カウンターでの受付は4:30～23:45

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