カーメンテナンス/車の洗車・室内清掃

もっときれいに仕上がる洗車のツボ(2ページ目)

普段、何げなく行っている洗車も、ちょっとしたポイントに気を付けるだけで、その仕上がりは大きく違ってくる。ここでは、そんな洗車のコツや注意点について紹介する。

執筆者:宮島 小次郎

洗車の手順はボディ上部から部分ごとに!


洗車の手順

洗車を行う際は、ボディ上部から汚れを洗い流すのが基本だが、手始めに汚れの多い下まわりから洗うのがおススメ

次に実際の洗車方法について、いくつかのポイントを紹介します。まず、大まかな手順としては、ボディの上部から順に汚れを下に向けて流すように、洗い流してゆくのが基本ですが、実はおススメしたいのは、まず先にボディの下回りを洗ってしまう方法です。

ホイールやバンパー下部、フェンダーの後ろ側などは、路面から巻き上げた小石や泥汚れなどが多く付いています。上から下にと洗っているつもりでも、スポンジにこうした汚れを巻き込んでしまうこともあり、それによって塗装面を傷つけてしまう危険性があるのです。

そのため、まずは汚れが多い下回りから洗っておけば、後は安心してボディ上面の洗車に専念することができるというわけです。もちろん、下回りを洗うスポンジはボディを洗うものとは別のものを用意する、といった配慮も必要になります。

ボディを洗う際には、なるべく細かくパートごとに分けて作業を進めると、水分や洗剤が乾いてシミができるのを防ぐことができます。ルーフ、ボンネット、トランクというように大まかにパートを決め、洗剤で汚れを浮かせたら、すぐに流すというように作業を繰り返すことで、確実に汚れを落とすことができるでしょう。

洗い終わったら、水分をしっかりと拭き上げることも大切です。水分が残ったままでは、乾いた後に水の跡が残ってしまいますから、拭き上げは確実に行います。その際、単なるコットンのウェスよりは、マイクロファイバーやプラセームなど、吸水性の高い素材を使うとより効率的に作業を行うことができます。

また、拭き上げというとボディ表面の目立つ部分が中心となりがちですが、実はドアの下側やトランクの裏側など、表からは目につかない部分にも、相当の水が溜まっています。このあたりを放っておくと、走っている最中に流れ落ち、汚れのスジを生み出す原因となってしまいますので、ドアやトランクなどはしっかりと開けて、細部まで水分を拭き取ることがきれいに仕上げるためのポイントといえます。
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