日頃から行いたい、灯火類の作動や油脂類の量点検


運行前点検

日常的な運行前点検としては、各灯火類の球切れや作動不良の確認、油脂類の量が不足していないかといったあたりから確認する。中でもウォッシャー液は、日常的に使うものなので、マメに量をチェックしたい

誰にでもできる毎日の点検が運行前点検です。まずはヘッドライトやスモールランプ、ブレーキランプ、ウィンカーといった灯火類の球切れがないか、確実に作動しているかを確認します。ヘッドライトやウィンカーが切れれば、すぐに分かると思いますが、ブレーキランプやスモールランプは切れていても意外と気づかないことがあります。

このあたりは毎日確認するとなるとちょっと面倒ですが、例えば夜にクルマを止めるときに、スモールランプを付けたまま、クルマの周囲をひと回りしてランプの切れがないかを確認したり、信号で停止した時に、後ろに背の高いトラックなどが付いたら、ブレーキを踏んだり離したりして、ブレーキランプが作動しているかを確認することもできるでしょう。

次に各油脂類の残量の確認です。理想としては、エンジンオイル、冷却水、ウォッシャー液、バッテリー液、ブレーキフルードなどの量をすべて確認することですが、さすがにそこまで徹底することは難しいと思います。そこで、日常的に使う機会があり、気づかないうちに減っていることもあるウォッシャー液だけでも、定期的に確認することをおススメします。

最近のクルマでは、エンジンオイルや冷却水の容量が減ると、警告をする機能が備えられていることも多いですし、微妙な漏れなどはなかなか素人に判別するのは難しいものです。オイルや冷却水の漏れなど、突発的なトラブルについては、例えば普段駐車しているスペースに漏れ跡が見られるなどの何かしらの兆候が表れるはずですので、そうしたあたりを気にするようにすることも大切です。

このほか、ユーザーレベルでできる点検項目としては、ブレーキペダルの踏み応えやサイドブレーキの引きしろ、ステアリングの操舵力などに変化がないか、といったあたりも気を配ってみてください。雨天時にはワイパーの拭きムラやスジが出ていないか、油膜でウィンドウが見にくくないかなども、確認するといいでしょう。


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