ストレス肌にビタミンB群
野菜でビタミンチャージ!
そんな肌に効果があるのがビタミンB1、B2、B6、B12です。ちなみに、ビタミンB群は、糖質の代謝(ビタミンB1が関連)や脂質の代謝(ビタミンB2が関連)にも必要で、ダイエット中にもかかさずとりたいビタミンなのです。
野菜全般、豚肉、レバー類などを積極的に食べるようにしましょう。野菜はそのほとんどのものが低カロリーですし、豚肉もヒレやももなど脂肪の少ない部位なら、100g食べても150kcal未満と低カロリーです。
ハリ・ツヤにβカロテン(ビタミンA)とビタミンE
肌のハリつやに関係があるのがこのビタミン。緑黄色野菜、ナッツ類がおすすめです。野菜は噛み応えや満腹感維持に効果のある食材ですので、毎食何らかの形で食べるように心がけましょう。ニンジン、かぼちゃ、ピーマン、トマトなど、色の濃い野菜が緑黄色野菜です。野菜ジュースやトマトソースを使ったお料理でもOKです。ナッツ類はカロリー自体は高めですが、手のひらに軽く乗る程度を食べる分には問題ありません。フライ処理や塩味の添加がされていないローストタイプのアーモンドなどがおすすめです。週に2回程度、料理に使ったり、おやつに食べる程度で良いでしょう。
つや肌づくりと、くま防止に鉄分とビタミンC
顔色の良さは、言い換えるのなら、代謝状態の良さとも言えます。食べたものが正常に体内で使われていれば、血流も良くなって顔色もイキイキするものです。でも、食事の内容が良くない場合、カロリーの数字とは無関係に、顔色がすぐれないということが起きます。そこで大切な栄養素はビタミンCと鉄分。貧血防止や、ストレスの緩和、しみや黒ずみの原因を取り除くなどの効果があります。ビタミンCの摂取には、生のフルーツを朝かお昼の食事で毎日200g程度食べてみてください。鉄分は赤身の肉やレバーなどの内臓類、納豆、貝類、海藻類にも多く含まれているので、食事に多く取り入れてみてくださいね。
いかがでしたか。カロリーの数字さえ追っていれば太らないから、と内容を考えない食事は、結局は美しさに反してしまうことに。栄養バランスを考えるなんて面倒で苦手、サプリメントで良いわ、と思うかもしれませんが、サプリメントだけで様々な栄養成分をまんべんなく摂る事は実際難しいことなんです。
日々食べるものに投資をすることは、10年後の美を左右すると考えられます。化粧品やエステ、サプリメントに費やすお金を、食事の充実に充ててみてはいかがでしょうか。無駄肉のない身体は若々しい印象を与えますし、肌の美しさは真の健康を反映しています。結局は、美しさも日々の地道な努力から。暴飲暴食をひかえて、明日からちょっと食生活を見直してみてはいかがでしょうか。