「リングノート」の魅力は、パタンと半分に折り返せて省スペースで使えたり、紙面がフラットになるなど、リング綴じならではの良さがある。ただし、表紙ならびに1枚1枚の紙がリングでがっちりと綴じ込んでいるので、システム手帳のようにカバーはそのままに中身だけを入れ替えてという訳にはいかない。

ということもあってか、リングノートの表紙は紙やPPといったものであることが多い。そんな中、贅沢にも本革をカバーに使ったリング式のスケジュール帳がお目見えした。

MUCU(ムク)」ブランドを展開するK-DESIGN WORKSから「レザーリングノート スケジュール2012」が、9月から販売される。せっかくのレザーカバーも1年経てば、用済みとなってしまうと思いきや、これはなんと同じカバーを何年にもわたって使い続けられるという。

MUCU らしさ溢れるデザイン

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「K-DESIGN WORKS MUCU レザーリングノート スケジュール2012」3990円。カラーバリエーションは、このブラウンのほかブラック、キャメルもある

サイズは A5をスリムにした独自のもの。手にしたときの収まりがよく、適度な筆記紙面もある。カバーに使われているのは牛革。一般的な革製品では切り落としてしまうシワやキズの部分も革本来の魅力として、そのまま生かして使われている。

私が入手したものにも数ヶ所ムラのようなものがあった。最近は合成皮革の技術もどんどんと進歩して本物の革とちょっと見では区別がつかないものもあったりする。こうしたシワやキズはむしろ革の証とも言えるのかもしれない。手にすると、よくなめされたレザー独特のやさしい風合いが手に伝わってくる。

表紙のゴムバンド外してみると、このゴムバンドはスケジュール帳に付いてるものではなく、「バインディングカード」と呼ばれる別パーツだ。
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ゴムバンドは、厚紙とつながっていて、栞としても使える

その「バインディングカード」を取り外して、革のカバーと紙面だけの状態にしてページをめくってみる。すると、なんて気持ちいいのだろう。クタッとしたレザーカバーの柔らかさにより、スケジュール帳がやさしくしなってパラパラとページがめくられていく。見た目には1mm以上も厚みのあるレザーカバーなので、無骨なイメージをもっていたが、ちょっと意表をつかれた。リングノートというと厚紙の表紙が多いので、この柔らかなめくり心地はちょっと新鮮だ。
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1mmちょっとはあるレザーカバーだが、ご覧の様にとてもしなやかさがある


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