9月から10月に楽しめる花その1:彼岸花
■葛城古道一帯葛城古道は金剛山と葛城山の麓を南北に走る山裾の道で、奈良でも、もっとも歴史が古いと言われるエリア。古代から続く神社が点在しています。まったく観光地化されておらず、歴史に興味がある人が歩くマニアックな道ですが、いろいろ発見があって面白いです。とりわけこの季節は、あちこちで彼岸花が咲き乱れ、まるで、真っ赤な絨毯のようです。九品寺付近では、彼岸花の丘の上から市街地が望めます。一言主神社参道あたりの田んぼのあぜ道も、鄙びていてとてもよい雰囲気です。
葛城古道の詳細情報
■飛鳥の棚田
飛鳥には棚田が多く、そのあぜ道に彼岸花が咲く季節になると、全国からカメラマンがやってきます。特に、石舞台の先の稲淵というところの棚田が見事。
稲渕の詳細情報
■飛鳥の石舞台
石舞台の白い彼岸花
石舞台の詳細情報
※ ご注意!
花の見ごろは年によって違います。たとえば彼岸花は、一般に9月中とされますが、2010年は少し遅く、わたしが10月初旬に訪れた際が満開の状態でした。確実に花を見たい方は、事前に先方の役所の観光課などにお問い合わせください。