アメリカ西海岸の玄関口、ロサンゼルス国際空港
世界で最も利用客の多い空港の1つであるロサンゼルス国際空港。現在、乗り入れている航空会社は世界中で約80社。年間5500万人が利用しています。巨大な空港ですが、アメリカ系航空会社はそれぞれ独自のターミナル、アメリカ系以外の航空会社は国際線ターミナルと分かれているので、自分がどの航空会社の飛行機に乗るか分かっていれば、空港内で迷うということはあまりありません。日本からの直行便
日本からの直行便はアメリカ国内最多の9便。成田空港からANA、JAL、シンガポール航空、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、それぞれ1日1便ずつの合計6便と、羽田空港からANAとデルタ航空の1日2便、関西空港からJALが1日1便あります。詳細はこちら>>>「ロサンゼルスの航空券」
ロサンゼルス国際空港のターミナル
ターミナルは1~8まであり、3と4の間に国際線専用のトムブラッドレー国際線ターミナルが設置されていて、合計ターミナル数は9つ。ターミナル4~8まではアメリカの航空会社の専用ターミナルです。ターミナル6と7の間にアメリカ系航空会社の国際専用出口があり、デルタ航空とユナイテッド航空、アメリカン航空のの乗客はここから出ることになります。<日本からの便>
- トムブラッドレー国際ターミナル……JAL、ANA、シンガポール航空
- ターミナル4……アメリカン航空
- ターミナル5……デルタ航空
- ターミナル6……ユナイテッド航空
ターミナル間の移動
乗り継ぎの際のターミナル間の移動は、徒歩でも可能ですが、無料のシャトルバスを利用するのが便利です。到着ロビー外の「LAX Shuttle Airline Connections(乗り継ぎシャトルバス)」と書かれたブルーの看板の下で、シャトルに乗り込みます。乗り継ぎシャトルは、約12~15分間隔で運行されていて、約30分で空港内を1周します。この乗り場には、近くのパーキングや駅まで行くシャトルバスも来るので、行き先のチェックを忘れずに!
入国審査について
ビザなしで入国する場合、ESTA採用前までは緑色のI-94Wと呼ばれる書類の提出が必要でしたが、現在それは廃止されています。また、ESTA登録者は自動出入国機が利用でき、自分で操作をした後に出来きた紙を持って、入国審査官にパスポートと税関申告書とその紙を見せます。
基本的に入国審査はとても簡単。すべての指の指紋採取と写真撮影、簡単な質問で終わりです。ビジネスなどで頻繁に渡米する人は別ですが、旅行者への質問は、「どれぐらい滞在しますか?」と「滞在の目的は何ですか?」の2つがメインです。
また、学生ビザなどの短期滞在ビザを持ってアメリカに入国する場合は、白い出入国カード、I-94の提出が必要です。
入国審査後の流れ
入国審査の後は手荷物受取所で荷物を受取り、税関検査へ。入国審査を終えた時点で到着後約1時間以上経っていることが多いので、荷物は回転台の上を回っています。もし自分の荷物が見つからない場合は、すでに地上係員によって床に降ろされていることもありますので、回転台の周辺を歩いてみてください。自分の荷物を見つけたら、税関を通って外に出ます。旅行者が税関で何かを聞かれることはほとんどありません。スーツケースやバッグではなく、段ボールなどで荷物を持ち込む場合は、税関で調べられることもありますのでご注意を。
飛行機到着からターミナルの外に出られるまで、一般的に1時間半~2時間かかります。
空港から目的地へ
空港から目的地に行くには、シャトルバス、電車、タクシー、乗り合いのシャトルバンなど、さまざまな方法があります。乗り場は、到着ロビーを出たところ。それぞれ分かりやすい表示がありますので、表示に従って行けばOKです。詳細はこちら>>>「ロサンゼルスの市内交通」