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“理想の結婚”と“現実の結婚”との折り合いのつけ方(3ページ目)

誰にでもそれなりには“理想の結婚”というものがあるものです。恋に落ちて付き合い始めた恋人が、その理想にバッチリ当てはまるか?というと、なにかしら理想通りにはいかないこともあるものです。今回は、“理想の結婚”と“現実の結婚”との折り合いをつけるための“心の整理”についてご紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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理想通りにならないのは相手のせい?

自分を客観視して、“自分の弱さ”とも向き合うことが大切!

自分を客観視して、“自分の弱さ”とも向き合うことが大切!

これから先は、「自分の感情を客観視する作業」です。
まずは、「理想とは違うことについては、自分では解決できないのか?」について考えてみましょう。
もし条件の良い人との結婚を求めるのであれば、「その求めている条件は、自分で得られるものではないのか?」「それを得るための努力を自分はしているのか?」「恋人に依存しすぎていないか?」「そこには自分にコンプレックス(&見栄)はないか?」などを客観視することが大切です。

★例えば、「お金持ちと結婚して優雅な生活を送るのが理想なのに、恋人はお金がない」場合。

この場合は、そんなに優雅な生活を送りたければ、自分がお金持ちになればいいだけのことです。自分はそういう努力もしないで相手を当てにするのは、“依存心の表れ”です。

つまり冷静に考えると、相手の条件が問題なのではなく、自分の未熟さなど、“自分自身の問題”であることに気が付いてくるはずです。自分の問題と捉え、もっと精神的に自立し、大人になることを目指しましょう。

反対に、現在の恋人との結婚では、“人生において譲れないもの”を守れないこともあります。人それぞれ、「これを失ったら自分ではなくなる」というくらいに大切なものも、時としてあるでしょう。

★例えば、「仕事を続けたいのに、恋人は結婚したら専業主婦になることを希望している」場合。

結婚は、お互いに“なりたい自分”になることを応援し合える関係の方がうまくいきやすいので、もしその恋人と結婚した時は、自分らしくいられないことに不満をためる可能性は高いでしょう。それに、恋人が自分に対して“本当の愛情”を持っているかどうかも疑問です。なぜなら、自分の理想を押し付けるのは“自己愛”であって、相手への愛情ではないからです。
(ご参考までに、前回のコラム「幸せな恋愛をする“愛する技術”とは!?」をご覧くださいhttp://allabout.co.jp/gm/gc/383536/

でも、彼への愛情が本物で、仕事も辞めたくないのであれば、「彼に“本当の愛とはなんぞや?”ということをきちんと教え、成長させ、自分の仕事を応援できる男に育てる」のを目指すのは、いかがでしょうか?これができたら、お互いに成長し合えるし、幸せになれるでしょう。ただ、それにはまず、自分が「愛する」ということを本当に理解する必要があります。そして、人を変えるのは自分が変わること以上に大変なことですが、そこで自分の理想を押し付けると、彼と“同じことをしている”ことになるので、注意が必要です。

このように自分の気持ちを客観視してみて、分かることが1つあると思います。
それは、相手に対して“本物の愛情”があれば、理想通りではなくても、その愛を貫き通す方が幸せになれるし、“自分の成長”にもつながるということです。

結局は、“理想通りであること”よりも、“理想にこだわる自分”との決別した方が、幸せになれるものなんです。

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