“自分のメリット”ばかりを考えた行動をしていると、「損得勘定で動く人だ」と警戒されてしまうものです。精神的に大人になり切れていない子供おばさん(子供おじさん)は、自分が周りにそんな風に思われているとは気付かず、「私はうまくやっている!」と思い込んでいて、友達が離れていくことに気付きません。

損得勘定

損得勘定が透けて見える人ができていないことは、何でしょうか?

 

できていないこと1:分け隔てなく人と付き合えない

損得勘定がある人は、「自分にメリットのある人」としか付き合いません。逆に、メリットを感じない相手に対しては、邪険に扱うことすらあるでしょう。

そういう人は、社会的地位がある人に対しては食いつきます。その人の人柄よりも、職業ばかりを見て、付き合うのです。それは、「こんな社会的地位のある人と友達である」ということが、彼女(彼)にとって、“自分の魅力を上げてくれる武器”になるからです。

でも基本、人付き合いは「類は友を呼ぶもの」なので、自分にメリットがあると思っている相手も、同じく「この人と付き合うと、自分が得をする」と考えて付き合っていることも多いものです。

そういう相手は、あなたと付き合うことにメリットを感じなくなったら、表向きは友達のフリをしていても、会えなくなってしまうことも多いでしょう。だから、転職をしたり、社会的地位を失ったりすると、友達だと思っていた人が、周りからいなくなることが多いのです。

本当の友達付き合いというのは、「自分の損得は関係なく、相手の幸せを願うこと」でもあります。その愛情が伝わるからこそ、相手も自分を大切にしてくれることがあるのです。そんな相手が1人でもいたら、心はより豊かになるものなんですよね。

 

できていないこと2:無償で大切な相手に奉仕すること

損得勘定がある人は、相手にしてあげる行為の多くに、自分の利益がセットになっています。例えば、「この化粧品、いいよ」と薦める場合でも、それを相手が購入することで、自分にも利益が生まれることが少なくありません。例えば、ネットワークビジネスも、そういうものですよね。だから、やってしまうと友達を失うことが多いのです。

「本当にいいものを紹介しているのだから、相手にとってもメリットがあるし、もちろん自分にも利益は生まれるけど、時間と労力を使って紹介してあげたのだから、win-winの関係だ」と考える人も少なくありません。でも、その感覚が相手とズレていたとしたら……相手は「友達だと思っていたのに、お客さん(ターゲット)にされちゃった!」とがっかりしてしまうことは少なくないからです。

それだと、せっかくいい友達になれるかもしれない相手とも、いい関係になれないでしょう。いい友達は、人生にとって大切なものです。その素敵なチャンスを自ら壊してしまっているんですよね。

 

損得勘定から抜け出すには?

損得勘定から抜け出すために大切なことは、「人を利用しなくても、自分は豊かになれるのだ」と自信を持つことです。別に社会的地位の高い友達がいなくても、また友達をお客さんにしなくても、自分は人を利用する必要なく、豊かになる力があると信じることが大切なのです。

更に言えば、損得勘定が働く人は、「自分は得したい」だけではなく、「損したくない」と思っていることも多いものです。

でも、人付き合いというのは、「自分よりも相手に得をさせること」の方が、結果的に自分が得することも多いものです。相手に好かれたら「また会いたい」と思われやすくなります。「自分を好きでいてくれる人を増やすこと」というのは、「自分の味方を増やすこと」でもあります。だから、いい友達がいる人ほど、窮地に陥ったときには、友達が無償の愛を持って助けてくれることもあるでしょう。

あなたは自分がトラブルに陥った時に、スーッと離れていってしまう損得勘定だけで結びついている友達(という名の知り合い)と、親身になって相談に乗ってくれる友達、どっちが欲しいですか? どっちがいる人生の方が幸せだと思いますか?

友達はお金では買えません。“真心”で結びつくものです。損得勘定を捨てて、そういった友達を作りたいものですね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。