万里の長城の観光
「ベストシーズン&注意点」

万里の長城

紅葉が美しい秋の長城。各季節それぞれ違った表情で楽しませてくれる

万里の長城の観光は一般的に城壁の上を登ったり下ったりけっこうハードですので、動きやすくて汚れてもいい服装、靴で出かけましょう。季節の変り目は急に天候が変わることもあるので、ショールや羽織りものを一枚用意しておくと便利です。荷物はショルダーバック一つぐらいにまとめるのがベター。

ベストシーズンは温暖な春と秋ですが、雪の長城や緑茂る長城など四季折々、それぞれの美しさを楽しむことができます。長城観光は言うまでもなく屋外ですので、帽子やサングラスなど日焼け止め対策をお忘れなく。

万里の長城の代表的なスポット
「万里の長城を体験するならやっぱり北京!」

万里の長城

観光地としての各設備が整備されている北京の八達嶺長城

居庸関

居庸関。各地の重要箇所には関所が設けられている

明代長城は東端の虎山長城から西端の嘉峪関まで、各地に数々の見所が存在しますが、観光スポットとして有名なものを下記に紹介してみました。

東西かなりの広域に渡っていますが、「これぞ万里の長城!」という長城を観るにはやはり北京です。その中でも八達嶺は造詣が美しく、食事処、土産物屋、トイレ、ロープウェーなど観光施設が比較的充実していますし、北京中心部からのアクセスもとても便利なので、万里の長城ビギナーにはおすすめです。
  • 虎山長城(遼寧省)…明代の長城東端の遺構。
  • 山海関(遼寧省と河北省に跨る)…「天下第一関(東から数えて最初の関所)」と称される要塞。
  • 老龍頭長城(河北省)…海に迫り出した長城。
  • 蟠龍山長城(河北省)…修復せずに公開。明の名将・威継光が蒙古軍攻略のために修築。
  • 九門口長城(河北省)…水上を跨ぐ長城。
  • 挿箭嶺長城(河北省)…修繕されていない昔ながらの姿を残す。
  • 金山嶺長城(河北省と北京市に跨る)…険しく複雑な地形に造られた長城。
  • 八達嶺(北京市)…中国建国後、最も早く公開された代表的な長城。
  • 慕田峪長城(北京市)…観光地として整備されているが、八達嶺より人が少なくゆったり観光できる。
  • 司馬台長城(北京市)…険しい尾根に沿って造られた長城。2010年より修繕のために閉鎖。
  • 水関長城(北京市)
  • 居庸関(北京市)…北京市内から八達嶺長城への途中にある関所。「天下第一雄関」と称される難攻不落の要塞でもある。
  • 古北口長城(北京市)…古くより北京の門戸とされた古北口を護る長城。観光地化されていない。
  • 大榛峪長城(北京市)…交通の便が悪く人が少ないため、ゆったり観光できる古長城。
  • 黄花城長城(北京市)…ダムで長城が分断されているため水長城とも呼ばれる。
  • 箭扣長城(北京市)…変化に富み、山林の緑豊かなことで有名。四季折々美しい景観を披露してくれる。
  • 老牛湾長城(山西省と内モンゴル自治区に跨る)…黄河の美しい老牛湾の山肌に造られた長城。
  • 楡林鎮北台(陝西省)…紅山山頂に聳える要塞。
  • 三関口長城(寧夏と内モンゴル自治区に跨る)…草原を走る長城。
  • テンゲル(騰格里)砂漠長城(内モンゴル自治区と甘粛省に跨る)…砂漠の中の長城。
  • 河倉城(甘粛省)…玉門関や長城を守備する兵士の食糧庫
  • 玉門関(甘粛省)…シルクロードの重要な関所の一つ。
  • 陽関(甘粛省)…小高い丘の上にある烽火台。
  • 山丹峡口長城(甘粛省)…シルクロードの要所に造られた長城。
  • 嘉峪関(甘粛省)…万里の長城最西部に位置する関。
<DATA>
■万里の長城
全長:8851.8キロ(※)
城壁の高さ:平均6、7メートル
城壁の幅:4、5メートル
所在地:遼寧省、河北省、天津市、北京市、山西省、内モンゴル自治区、陜西省、寧夏省、甘粛省、青海省。10つの省や直轄市、自治区を跨ぐ

※全長8851.8キロというのは主に現存している明代に造られたもの。最古とされる紀元前7世紀の「楚長城」からすべて計測すると2万キロを越えるとする説もある。

万里の長城の代表的な観光スポット・八達嶺長城についてはこちら>>>八達嶺長城 長城観光を考えている方、ぜひ併せてチェックしてみてください。
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