学習・勉強法/早期教育・幼児教育

早期教育は子どものためになる?(3ページ目)

早期教育は子どものためになるなるのでしょうか?先取り教育ではなく環境を整えて染み込んでいくようにするのが、幼児教育の基本ではないでしょうか。

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド


子どもへの働きかけはいつから始めたらよいか?

最初の質問に戻って、早期教育はいつから始めるかですが、生まれた時からだと思います。

笑う赤ちゃん

早期教育の第一歩は話しかけること

赤ちゃんの目を見て、たくさん語りかけることは早期教育などと意識しなくても必要なことですね。赤ちゃんは成長して喉の奥の形が変わるまでは上手く発声できません。しかし聴覚は早くから発達するので、親が語りかける言葉は意外と理解していると思われます。ですから語りかけは早くから初めて早すぎることはありません。

それから赤ちゃんにとって、子どもにとって刺激的な環境を準備してやることは、いつやっても構いません。これは危ない、あれは汚いといたずらできるものをどんどん遠ざけてしまったら、刺激がなくなって赤ちゃんの脳が発達できません。

まずは子どもの周りのものと相互作用できる環境を整えてやりましょう。本好きな子どもにしたければ、家の中日本が溢れている環境を作るのです。知的な子どもにしたければ知的な会話にあふれた家庭を作るよう心がければ良いのです。

環境を整えることができたら山登りで言うと五合目まで登ったも同然です。幼児に対しては「教え込む」のではなく「染みこむ」イメージで育てることが大切です。
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