恵比寿、中目黒、代官山、目黒東山
ブランドエリアのマンションが好調
住環境の良さと安心感で高台のブランドエリアは好調
クラッシィハウス世田谷公園マスタープレイスも世田谷公園隣接のロケーションで人気を集めており、旧来の山の手ブランドエリアの邸宅系マンションの売行きのよさが目立ちます。
このエリアは、埋立地ではない旧来からの居住ゾーン。震災での津波や液状化のイメージでいわゆる湾岸ブランドエリアが敬遠される中、シングルからファミリーまで富裕層の需要がシフトしている状況もあるようです。
また、上記のマンションは駅距離や住環境、規模など過去の物件と比べても希少性の高いものが多く、エリアにこだわりがある層に商品が響いた面もあるようです。
荒川は実は、人工河川
西高東低のゆえんは、低地か高地か?
今ある荒川は、明治時代後期に東京を襲った大水害を契機につくられた人工河川で、都心部の水害を防ぐためにつくられた。大正元年に着手した工事は約12年で完成しました。その後隅田川では、洪水は起きていません。もともと河川の周辺部は低地で、下の図にあるように満潮時に河川よりも低地にある範囲は、かなりの広範囲にわたります。
こうした、低地と台地では、大正12年9月1日に起きた関東大震災時も被害に大きな差があったようです。
続きは、次のページで紹介します。