絵本/絵本を楽しむ美術館・カフェ

絵本屋さん ティール・グリーン(武蔵新田/大田区)(2ページ目)

「普通の絵本カフェではちょっと物足りないな」という絵本好きな親子におすすめのカフェが「ティール・グリーン in シード・ヴィレッジ」です。そこは、お茶が飲める「絵本屋さん」と呼びたいお店で、絵本好きのためのとっておきのカフェです。

執筆者:大橋 悦子

小鴨色(こがもいろ)から名付けられた
TEAL GREEN in Seed Village

創業時からの袖看板

創業時からお店を見守ってきた袖看板が絵本スペースを飾ります


国道1号線と環八通りにはさまれた東京大田区の静かな住宅街に建つ、白い壁の可愛い一軒家。そこがお目当ての絵本カフェ「TEAL GREEN in Seed Village(ティール・グリーン in シード・ヴィレッジ)」です。お店に入ると、吹き抜けのパティオをはさんで、手前が絵本の店、奥がティールームというつくりになっています。

お店の名前の「teal green」は、創業者の大好きな「小鴨色」と呼ばれる濃い青緑色のこと。店内は、このティール・グリーンを活かした色調のインテリアでまとめられ、穏やかで落ち着いた空間が広がっています。では、「Seed Village」とは何でしょう? 外国にある村の名前でしょうか? じつは、Seed Villageは、店長の種村さんの苗字をそのまま英訳したものなのです。そんな訳で、種村さんは、店長でなく村長と名乗っています。こんなエピソードからも、お店が大切にしている遊び心やお店の雰囲気が伝わってきますね。

絵本の中の人気者たちがお客様をお出迎え

絵本の中の人気者たちがお客様をお出迎え

絵本は、子ども向けのものから、大人の絵本まで充実の品揃えで、しかけ絵本や大人向けの絵本関連書籍もありますから、絵本のスペースをじっくり眺めるだけでも、絵本好きなら半日は楽しめそうです。

絵本選びが一段落したら、奥のティールームで、美味しい紅茶をいただきましょう。パティオから差し込む光が、明るさだけでなくなんともいえない温かさを運んでくれます。のんびりと気持ちの良い時間を過ごすことができるのは、たくさんの絵本に囲まれているせいかもしれません。


>> 早速、絵本のスペースをのぞいて見ましょう
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