仕事をする条件にしばりがあるか確認する質問パターン
この人なら採用したいと思われる印象をアピールしよう
会社が勤務してほしい曜日や時間帯に働ける人かどうか、勤務地が合うか、正社員であれば転勤や残業はできるなど、勤務条件面でお互いの希望がしっかり合うかどうかは採用の重要なポイントです。
■想定質問パターン
- 残業はできますか、休日出勤はできますか?
- 転勤はできますか?
- 通勤時間はどのくらいですか?
- 休みたい曜日や希望の勤務時間帯はありますか?
ここは譲れるというところは会社側の要望をきくことも必要です。残業も毎日はできないけれど、週に1、2日であれば大丈夫であるとか、繁忙期には残業も可能ですなど対応可能な範囲も伝えましょう。
通勤時間が長いと辞める原因になったり、残業できる時間が少なかったりということもあるので面接官は確認をします。会社が近い場合は非常にアピールポイントになります。しっかり通勤時間を伝えましょう。遠い場合には、遠くても通えることと、それだけ通勤時間がかかってもぜひ働きたい会社であるという熱意を伝えましょう。
子育て中の女性の場合、より具体的に、働くことができる時間や曜日、いざというときの対応について確認して、働く状況が整っている人かを確認します。子供の預け先、子供が急病の時などの対応はどうするのかといった質問にしっかり答えることができるかは、採用の重要なポイント。
保育園に入園できる、延長保育で遅くまで預けることができる、いざというときは祖父母が対応できる、夫も協力して子育てをしているなど、働く準備がしっかり整っていることを伝えましょう。そのためには、家族や周囲の協力が必要不可欠です。夫や祖父母、周囲の人に相談しておくとともに、子供にもきちんと伝えておきましょう。
採用面接でやってはいけないこと
どんな質問に対しても、本当は無理なことを「できます」と答えたり、なんとかなるだろうとあいまいな回答をしてしまうと、後でトラブルになったり、退職につながってしまうこともあります。できること、譲れることはしっかりとアピールし、できないこと、譲れないことは謙虚に伝えましょう。しっかり準備をしたうえで、面接本番では、面接官と楽しくコミュニケーションをとって、臨機応変に受け答えしましょうね。