電動サンダーの使い方とは?種類も紹介!
電動サンダーの使い方・種類
木工で制作したものやテーブルなどの木製品の塗り替えに活躍するのが、電動サンダーです。手で行っていたヤスリがけを電動にしたものです。なんといっても広い面のヤスリがけにはとっても便利です。
電動サンダーの種類
四角い面に紙やすりを取り付けます
電動サンダーの代表的な形は3種類。右は、ヤスリをかける面が四角い「オービタルサンダー」。四角い面が振動してヤスリをかけてくれます。テーブル面や広い面にはとても便利です。一般的な仕上げに多く使われるタイプです。取り付けるペーパーも市販のものを面の大きさに切れば使えるので、リーズナブルです。
三角の先で細かいところのヤスリがけができます
こちらは、先が三角になっている「デルタサンダー」。箱の隅や細かいところにヤスリがけができるサンダーです。木工作品を組み立てた後のサンディングにはとても便利です。マルチに使えるタイプです。ペーパーは専用のものを使います。面ファスナーになっているので取り付けが簡単です。
面には専用のペーパーを取り付けます
もう一つは、丸い形のラ「ンダムアクションサンダー」。丸い面が円運動をしてサンディングするので、この3つの中で一番多く削れるタイプです。塗り替えで広い面の塗装を落としたい時など早くて便利です。研磨量がとても多いので、仕上げにはオービタルサンダーの方が向いています。ペーパーは専用のものを使います。面ファスナーになっているので取り付けが簡単です。
電動サンダーの使い方
■オービタルサンダー
市販のペーパーでOKです
面の脇にあるレバーを外します。前後でペーパーを挟みこむ形になっています。
【手順】
はさみ過ぎると反対側が足りなるのでバランスよく
1:オービタルサンダーの面サイズの紙ヤスリは市販でもありますし、大きい紙ヤスリをサイズに切って使ってもOKです。ペーパーをバーの下にはさみます。
レバーを持ち上げるように
2:レバーを持ち上げて引っかけて紙ヤスリを固定します。反対側も同様にはさみこみます。
付属のプレートです
3:紙ヤスリをはさんだら、付属のプレートで穴をあけます。
集塵用の穴になります
4:オービタルサンダーの面には集塵用の穴があいています。紙ヤスリがそのままだと削った粉を吸ってくれないので、プレートを合わせて押しつけましょう。
集塵していても粉が出るのでマスクを使って下さい
5:スイッチを入れたらアイロンをかけるように木目に沿ってゆっくり動かします。あまり上から押し付けると動きが止まってしまうので、軽く押さえるようにしてください。
後ろ側の袋に粉がたまるので、たまり過ぎないように捨てて下さい。
面ファスナーなので取り外しが便利です
■デルタサンダー
ペーパーを取り付ける部分が面ファスナーになっているので、専用ペーパーを使います。前後分かれているタイプが多く、摩耗した方を変えることができます。
小型なタイプが多く、扱いやすい
先端が三角なので、細かいところのヤスリがけが得意です。先端の部分だけが摩耗した場合、三角のペーパーは同じ形なので回転させて貼り直すことができます。ペーパーの先端を無駄なく使いましょう。
フィルタータイプです
機種によって集塵方法は異なります。写真の機種はフィルタータイプの集塵になりますので、フィルターもお掃除してあげましょう。
塗装面の剥がしやたくさんの木材のサンディングにはとても便利です。機種によっては振動が大きく、すぐに手がしびれてしまうものもあります。出来れば一度動かして振動や音をチェックしてからの購入をおすすめします。
サンディングは見た目がとても変わってきます。木材の雰囲気が柔らかい感じになるので、ぜひ便利な電動サンダーを使ってみてください。
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