Mac/Mac本体のメンテナンス

Macのメモリ増設・交換の方法と注意事項

「Macを買ってしばらく経つけど、もっと快適にしたい!」そんな場合はメモリ増設※がおすすめ。ただし、メモリは型番から増設のきまりごとまで、注意しなければいけないことがたくさんあります。※機種によっては購入後のメモリ増設はできない場合があります

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

使っているうちに重くなるならメモリ増設がおすすめ

Macを購入してもう何年も使ってきたけど、しばらくインターネットするだけで動作が重くなるのが気になってきた。新しいのも欲しいけど、そんな余裕は無い……。

そんなときにおすすめなのは、メモリの増設です。

コンピュータはハードディスクなどの速度の遅い「ストレージ」から「メモリ」と呼ばれる高速な装置に必要な分だけデータを読み込んで動作しています。このためメモリの量が少ないまま多くのアプリケーションやデータを同時に動かすと、ストレージとメモリの書き換えが頻繁に発生し、動作がもたつきます。
メモリのしくみ

ストレージからアプリケーションやデータの一部がメモリに入り、プロセッサを動作させる。 このときメモリが少ないと、メモリの内容を“仮想メモリ”に戻したりするなど、読み書きが頻繁に発生して処理が遅くなってしまう


つまり「アプリケーションが少ないときは高速だけど、いろいろ操作すると遅くなってくる!」という人は新しいMacよりもメモリの増設を検討した方が安く済むかもしれないのです。

自分の所有するMacを正しく知ることがポイント

■最大搭載量やメモリの正確な型番、取り付け方法などはユーザーガイドを確認
まず所有しているMacに取り付け可能なメモリの情報を調べましょう。アップルメニュー - この Mac について を実行し、「詳しい情報…」をクリックすると所有するMacのモデル名(下記画像の場合[21.5-inch,Mid 2011])を確認できます。この名前をメモしてからウインドウ上部にある「メモリ」をクリックします。
「この Mac について」のダイアログ

「この Mac について」のダイアログで基本情報を確認できます


すると、メモリの空きスロットやサイズが確認できますので、次に「メモリのアップグレードの手順」をクリックします。
メモリ搭載量の確認

メモリの搭載状況を確認しましょう。同じサイズで2セットあるとより安定した動作が期待できます


ブラウザが起動しAppleのサポートページが表示されるので、先ほどメモしたMacの型番をクリックすると、使用できるメモリの型番などの詳細が確認できます。
アップルサポートページ

アップルのサポートページ。メモリについて詳しく知ることができます

→ メモリ交換時の注意事項など
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