「黒いiMac」iMac Pro発売。そのスペックは?

iMac Pro正面画像。シルバーのiMacとはまた違った印象だ

iMac Pro正面画像。シルバーのiMacとはまた違った印象だ

最新モデルのMac Proが2013年12月に発売されてから4年が経ち、後継機種の登場が待ち望まれていたが、2017年6月にApple本社で開催されたApple開発社向けイベント「WWDC」で発表されたのはMac ProではなくiMacのProバージョン。

iMacという名前を冠しているが、Intel XeonやECC対応メモリを搭載するなど、スペックを見るとMac Proの後継機種と言っても差し支えのない内容。カラーリングもMac Proと同じく黒(厳密にはスペースグレイではあるが)となっている。それでは気になる詳細を見ていこう。

プロセッサは最大18コア! ストレージは最大4TBに

iMac Proはクリエイター向けのMacとなる

iMac Proはクリエイター向けのMacとなる

プロセッサにはIntelのXeonプロセッサと呼ばれる、サーバー向けのCPUを採用。8コア、10コア、18コアの3タイプが選択できる。メモリはDDR4 ECCメモリという、エラー訂正機能のついたこれまたサーバー向けのメモリが採用されており、容量は32GB。オプションで64GB、128GBにも変更できる。

ストレージ容量は1TBで、オプションで2TB、4TBが選択可能。グラフィックスにはAMD製の最新GPU、Radeon Pro Vega 56(8GBメモリ)が標準で搭載され、オプションでVega 64(16GBメモリ)を用意。リアルタイムでの3Dレンダリングや高フレームレートなVRを実現できるとした。

5Kディスプレイを搭載。FaceTimeカメラは1080p対応に!

冷却機構を見直し、冷却能力が80%向上

冷却機構を見直し、冷却能力が80%向上

ディスプレイは27インチの5K Retinaディスプレイ(5120×2880ピクセル)で、輝度は500ニト、広色域(P3)、10億色発色可能となっており、iMac Proと同じくディスプレイ一体型の現行iMac 27インチ(十億色対応)と同じスペック表記だ。本体カラーはスペースグレイの1色。カメラは1080pに対応したFaceTime HDカメラを搭載する。

本体サイズは、高さ51.6cm、幅65.0cm、奥行き20.3cm、重さ9.7kg。高さ、幅、奥行きはiMacと全く同じになっており、重さもわずか0.26kgのアップにとどめている。iMacと同サイズに高性能なパーツを詰め込むためAppleは冷却機能を見直し、最大で80%冷却能力が向上したとのこと。

付属品、インターフェース、気になる価格は?

本体と同じくスペースグレイのキーボードとマウス、Magic Trackpadが用意されており、統一感がある

本体と同じくスペースグレイのキーボードとマウス、Magic Trackpadが用意されており、統一感がある

本体と同じくスペースグレイのMagic Keyboard(テンキー付き)とMagic Mouse 2が付属し、オプションで同色のMagic Trackpad 2も用意。その他、Lightning - USBケーブル、電源コードもつく。OSのバージョンは現在最新のmacOS High Sierra。その他オプションでは多関節アーム等に取り付け可能なVESAマウントアダプタキット、Final Cut Pro XやLogic Pro Xといったソフトウェアのプリインストールも選択できる。

インターフェースはThunderbolt 3(USB-C)ポート×4、USB 3ポート×3、10Gb Ethernet、SDXCカードスロット、3.5mmイヤフォンジャックを搭載。IEEE 802.11a/b/g/n対応Wi-Fi(無線LAN)、Bluetooth 4.2にも対応。

価格は日本円にして55万8800円(税抜き)から。最高スペックを選択すると146万800円(税抜き)となり、その他オプションも全て盛ると150万円を超える。

【リンク】
iMac Pro(Apple公式サイト)



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