恋愛映画でドキドキ感を高めて、いざ実践に!
女:「夕べはどこにいたの?」男:「そんな昔のことは覚えていない……」
女:「今夜は会える?」
男:「そんな先のことはわからない……」
男性はフレンドリーな人、多し。「オレもそれ、好き」みたいに、初対面同士が映画の話題で楽しくスムーズにおしゃべりできます!
今どきそんなリアクションをする男性がいたら、よっぽど“メン”がイケてない限り、女性には引かれるか、もしくは「連日の暑さで、ついに壊れたか?」と体調を心配されるかのどちらかではないでしょうか。
ところが映画のなかでこれをやられると「ほーっ」と吐息が白いバラに変わるほどウットリするではないですか。名作の力を思い知ったり!
……というわけで今回は、そんな名セリフがバンバン出てくる、恋愛映画の古典であり王道である『カサブランカ』を鑑賞することに。あらためて昔の映画を観る機会ってそうそうないところが、まず新鮮。さらに、新しく出会った人と隣同士に座って映画を観るなんて、ブラインドデート感覚でさらに新鮮。
ドキドキする状況だと相手に恋愛感情を抱きやすくなる“つり橋効果”って言葉を聞いたことがあるけれど、「出会ってすぐに同じ恋愛映画を観てドキドキ体験を共有する」っていうのも“つり橋効果”を多いに発揮しそうな予感です!
理想のタイプは「好きな映画」でわかる!
「『カサブランカ』って、恋愛だけでなく政治の要素も大きい映画だったんだね」なんて、名作に触れて改めて思うことってあるもの。そんな共通の体験が懇親会を盛り上げます!
上映後は、そのまま懇親会会場に早変わり、というスムーズな流れも非常にいい感じ。上映中に近くに座れなかった人たちともお話をするチャンスです。
そして、ここからがポイント。自己紹介では名前や職業のほかに、「今まで観た映画でいちばん好きな作品は?」を発表するのですが、なんと、このときの答えが自分の好みの相手を見分ける重要な決め手になるとは!
というのも、ちょうど今回はゲストとして精神科医であり日本第2位の映画メルマガの執筆者でもある樺沢紫苑先生が来場していたこともあり、私、先生にちょっと聞いてみたんです。「好きな映画をヒントに、その人の心理分析ってできるものですか?」と。すると、驚くべきことに「そりゃ、わかるでしょう」とのお答えが。
つまり、お相手の好きな映画がわかれば自分のタイプかどうかがたちどころに判断できるため、無駄モテはおろか、無駄アプローチもしなくて済むってことに。ひえー、画期的!
>>次のページでは、実際に好みの映画で性格診断をしちゃいましょう!