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思い出のアナログ・バラエティ番組 マイナー編(2ページ目)

来る7月24日にアナログ放送が終了するのを記念して(?)、これまでのアナログ・バラエティ番組の中から、比較的知られていないものを中心に紹介します。なにぶん、メジャー番組より資料が少ない分、かなり自分の記憶に頼ってはいますが、決して自分語りするつもりはないので、その点ご了承ください(笑)。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド


子供にチャンネル権はない!?

その昔、テレビが各家庭に一台だったころには“チャンネル権”というものが存在し、子供にとっては選挙権よりもずっと重要な権利でした。大抵の場合は親が持っており、まったく知らない番組に子供はされるのですが、いま考えると、それもまた良い思い出になってます。

メジャーどころになると映像まで残ってたりしますが、マイナーな番組は文字資料さえあいまいだったりするので、何とか記憶を振り絞って書いてみます。

子供でも面白かったバラエティの代表といえば、“びっくり人間”登場の番組でしょう。このジャンルの代表格はフジ系列の『万国びっくりショー』(S42~46年)でしょう。様々な技を持った人間が各国から集まり、披露するという番組で、今も特番などでお馴染みのスタイルです。

後追いながら、センスの良さを発揮

ただ、当ガイドが子供心に夢中だったのは、後追い的番組のNET(現・テレビ朝日)系の「びっくり大ショック」でした。こちらの方がプロ芸人の技をそのまま見せてるように思ったんでしょう。当時から、少し生意気な子でした(失笑)。

この番組のテーマ曲もテンポが良くて好きだったんですが、後々深夜放送を聞くようになって、それがあの名曲『ビター・スイート・サンバ』であることを知りました。大抵の人は『オールナイト・ニッポン』を思い出す曲だと思いますが、当ガイドにとってはアクロバットや大魔術を先に連想してしまいます。

と、思い出を深くさかのぼり過ぎて、昭和45年あたりまでしか辿れませんでしたが、機会がありましたら、この後のマイナー番組も思い起こしてみたいですね。

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