より勢いを増している「脳ブーム」

難しい事を必死に覚えるより、簡単な問題を解く方が、頭は鍛えられるとか
よく「お笑いブーム」もそろそろ終っちゃうんじゃないかなんて聞きますが、それ以上に長く人気を保ち続けてきたのがこの「脳ブーム」。何しろ、誰だって1人に1つずつ持ってるし(笑)、死ぬまで大事に使いたいと全員が思ってる訳ですから。

ブームって普通は、ある日突然火山の大噴火のようにドーンと爆発、そこから徐々に沈静化していくものなのに、この「脳ブーム」はかなり違った動きを見せてくれました。まず、火の手が上がったのは、今から10年以上前、1995年の大ベストセラー「脳内革命」(春山茂雄)だったりしますから、ビックリです。

その後も、脳関係の出版物は途切れることなく次々とベストセラーを記録。中でも、2003年の発表以来ロングセラーを記録し、これまでの新書売上げ記録を塗り替えた「バカの壁」(養老孟司) は、06年1月に出版されたシリーズ最新作「超バカの壁」に至るまで、常に売れまくってます。

ドリルとゲームソフトがブームに拍車

そんな中、同じ書籍でありながら、学習用ドリルという一見地味なジャンルでヒットを生み出したのが、2003年に出版された「脳を鍛える大人の計算ドリル」「脳を鍛える大人の音読ドリル」(川島隆太)。そしてこの2冊がきっかけとなって、さらなる脳ブームが巻き上がったのでした。

そう。あの、ゲーム業界の勢力図を塗り替えたソフトといわれる「東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」です(それにしても、長いタイトル……)。ここから「脳ブーム」は「脳を鍛えるブーム」へと、華麗なるリニューアルを果たしたのでした。

【関連リンク】
「バカの壁」(養老孟司)
「脳を鍛える大人の計算ドリル」(川島隆太)
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