とうもろこしの茹で方・保存法!
とうもろこしは甘くてジューシー、柔らかい! そのため生でも十分おいしく食べられる品種が多く出回っていますね。
ですが、加熱するともっとおいしく食べられる野菜だとご存知ですか? ここでは、旬のとうもろこしをよりジューシーに食べられるゆで方・ゆで時間を紹介しています。
ポイントは、お湯からでなく、水からとうもろこしを茹でること。とうもろこしの甘み成分であるでんぷん質は、ゆっくり加熱することで水分を吸い、粒ひとつひとつがみずみずしくなるのです(これを糊化と言います)。また、冷めてもしわしわにならない裏技・ラップにくるんで保存する方法もお伝えします。
ですが、加熱するともっとおいしく食べられる野菜だとご存知ですか? ここでは、旬のとうもろこしをよりジューシーに食べられるゆで方・ゆで時間を紹介しています。
ポイントは、お湯からでなく、水からとうもろこしを茹でること。とうもろこしの甘み成分であるでんぷん質は、ゆっくり加熱することで水分を吸い、粒ひとつひとつがみずみずしくなるのです(これを糊化と言います)。また、冷めてもしわしわにならない裏技・ラップにくるんで保存する方法もお伝えします。
茹でとうもろこしの材料(2人分)
茹でとうもろこしの作り方・手順
とうもろこしのゆで方・保存方法
1:とうもろこしの皮をむく
茹でる直前にとうもろこしの皮をむき、ひげ根を取り除きます。
とうもろこしは、皮が水分の蒸発と乾燥を防いで鮮度を保ってくれています。必ず茹でる直前にむくようにしてください。2:とうもろこしを茹でる
とうもろこしに被るくらいの量の水を鍋に用意して、とうもろこしを入れます。とうもろこしが浮かないよう、皿などをのせて中火にかけます。鍋全体から泡が立ち、沸騰してきたら3分茹でます。
ゆで汁に塩を入れると、浸透圧の関係で水分がとうもろこしから出て、塩分が侵入してしまうのでぷっくりとゆであがりません。ここで塩を入れないように!3:とうもろこしを塩水にさらす
茹でたとうもろこしは、塩水に10秒ほどさらして、あげておきます。とうもろこしが冷めてもしわしわになりにくくなります。
塩水が粒をコーティングし、粒の中の水分が冷めても出にくくなります。その結果、しわしわになりにくくなります。4:とうもろこしを塩水にさらして保存
すぐ食べない場合は、粗熱が取れてからラップにくるみます。塩水にさらしたおかげで時間がたっても粒がしわしわになりません。またラップにくるめば冷蔵庫で2~3日保存できます。
塩水は海水くらいにしょっぱいものを用意します。5:とうもろこしが熱いうちにラップで保存
ゆでたての熱いままを丸ごとラップしても、冷めたとき粒にしわができずにきれいに保存できます。とうもろこしが熱いので、火傷に注意しながらラップで巻いてください。
6:とうもろこしの冷凍保存
冷めたとうもろこしを3cmほどの輪切りにしてラップしたものは、1ヶ月冷凍保存できます。食べるときは自然解凍してください(輪切りにすることで、冷凍と解凍が早くできます)。
また、手間はかかりますが、粒をひとつひとつばらしたものを密閉袋に入れたものは、1ヶ月冷凍保存できます。加熱料理にはそのまま、生で食べる場合は、自然解凍してください。
また、手間はかかりますが、粒をひとつひとつばらしたものを密閉袋に入れたものは、1ヶ月冷凍保存できます。加熱料理にはそのまま、生で食べる場合は、自然解凍してください。
7:とうもろこしの重さ比較
左写真が茹でる前。右写真が茹でた後。
水分を吸った分、茹でた後は少し重くなっています。
水分を吸った分、茹でた後は少し重くなっています。
ガイドのワンポイントアドバイス
シャキッとした食感を楽しみたい方は、とうもろこしが半分かぶるくらいのお湯を鍋に用意。沸騰したらとうもろこしを入れてふたをし、5分蒸しゆでにしてみてください。また違った食感を楽しめます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。