ユニークで長く愛される筆記具たち
初代社長の眞崎仁六
社是は“最高の品質こそ 最大のサービス”。品質向上と技術革新に努め、今ではロングセラーをいくつも抱えている。1958年に発売された高級鉛筆「ユニ」はその代表格。半世紀以上愛され続け、えび茶色は三菱鉛筆を象徴するカラーともなった。ちなみに「ユニ」の語源は“unique”。三菱鉛筆はユニークな企業として、豊かな発想や高い技術力を背景とする商品を生み出し、世界の筆記具市場を牽引している。
「ユニ」以外にも高い支持を得ている定番は多く、「ユニ」の上位ラインにあたり1966年に発売された「ハイユニ」もそのひとつ。さらに1979年に登場して以降、圧倒的なシェアを誇る水性ボールペン「ユニボール」、1983年に発売されたサインペンの定番「ポスカ」、超極細のボール径0.18mmを実現したゲルインクボールペン「ユニボール シグノ」などもロングセラーの筆記具だ。
次のページでは、代表的モデルを紹介する。