正確で美しい線を描き出す唯一無二のペン
創業当時に発売された「ティンテンクリ」のポスター
そして、第二次世界大戦による工場の焼失を乗り越えての1953年、センセーショナルな製図ペンを生み出す。「正確な線こそ美しい線」という創業者の信念や情熱は、ロットリングの代表商品「ラピッドグラフ」に限らず、あらゆるアイテムへと継承されていく。そしてトレードマークの赤い輪は、信頼の印として世界中で定着した。
卓越したテクノロジーは製図やデザインの分野に留まらず、1989年には一般筆記具のシリーズを発売。数々の賞を獲得した。さらに伝統的な日本の匠の技にも着目して「Jライン」を発表するなど、今ではすっかりトータルな筆記具ブランドとしてトップブランドの座を盤石なものにしている。
次のページでは、ブランドの代表的モデルを紹介する。