わき腹トレーニングのやり方!ディテールにこだわったボディを目指す
スタイリッシュなカラダになりたいなら、鍛えるべきは断然わき腹。引き締まったウエストで洋服をさっそうと着こなすことができるはず
実際にトレーニングを始める前に、まずはわき腹を支える筋肉について知っておきましょう。わき腹を支えているのは、腹斜筋(ふくしゃきん)という筋肉。腹斜筋は、表面にある外腹斜筋と、深層部の内腹斜筋の2種類から構成され、ろっ骨あたりの体側から骨盤にかけて、斜めに走っています。この筋肉はいわゆるくびれを作る筋肉で、ここを鍛えることでわきからはみ出すぽっこり肉をなくすことができるのです。
くびれ、というと女性だけのものと思いがちですが、実はそんなことはありません。男女問わず、スタイリッシュな体になるために欠かせないポイントなのです。くびれができるということは、すなわちウエストが細くなるということ。しっかりトレーニングをして引き締めた細い腰は、体に厚みがあるものの、前後から見ると引き締まって見える――つまり、細いけれど筋肉はしっかりついている「細マッチョ」なカラダになることができるのです。
また、腹斜筋は内臓を正しい位置に固定するコルセットの役目も果たしているため、鍛え上げていけば、わき腹だけでなく、内蔵下垂による下腹のぽっこりも解消されていくことでしょう。体全体のシルエットは意識しつつ、ディテールにもこだわる男性にとって、わき腹のトレーニングは非常におすすめです。
まずは2週間続けてみてください。きっと、ボディラインが変わることを実感できるはずです。
わき腹を集中的にシェイプ「ニーツイスト」
腹斜筋が効果的に刺激され、わき腹の引き締めや、骨盤の歪みの改善も期待できるストレッチ感覚のエクササイズです。女性には、しなやかなくびれが作れると大人気の種目。わき腹の肉が気になる方は迷わず挑戦してみてください。【ポイント】
・左右交互に10回/1セットを1日2セット実施が目安
・ひねる動作をするときに肩や背中が浮いてしまわないように注意
・勢いや反動をつけると筋肉を傷める恐れがあるので、ゆっくり動作すること
一見ラクそうに思えるかもしれませんが、しっかりやると意外とハードなエクササイズです。わき腹の筋肉を意識しながら行うと、さらに効果が期待できますよ。
手軽な体操気分で実践できる 「ボディトランクツイスト」
わき腹と腹直筋、さらには二の腕が同時に引き締まるエクササイズ系筋力トレーニング。リラックスしてYOGAや体操をやっているような感覚なのに、いつの間にかわき腹にしっかりと効いているという感じのやりやすさが特長です。ストイックなトレーニングが苦手という方にもおすすめ。・左右交互に10回/1セットを1日2セット実施が目安
・身体はできるだけ足の先まで一直線になるように意識すること
どちらもあまり負荷が大きくないように見えますが、わき腹にダイレクトに効いてきます。基本のトレーニングにプラスして行い、より一層引き締まった体を手に入れましょう。
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