人気のゴーヤは、既に品薄?!
夏の猛暑・酷暑対策として、すっかりおなじみになった緑のカーテン。特に今年は震災の影響もあり、クーラーの節電に……と更に注目を浴びています。そこで今回は、つる植物や這い性の植物などを使った緑化で夏を乗り切る工夫についてご紹介します。
ゴーヤだけじゃない!緑のカーテンに向く植物
オカワカメは、ミネラル豊富な健康野菜
前述のように節電意識の高まりから、緑のカーテンは例年以上の人気を集めています。いま苗を植えても真夏にはまだ間に合いますが、食べられるし虫も付きにくいと人気のゴーヤに関しては苗が品薄状態だとか。どうしてもゴーヤでなければならない理由が無いのであれば、ほかの植物に目を向けてみましょう。
例えば、ゴーヤと並んでポピュラーな緑のカーテンとしては、アサガオが挙げられます。日本の在来種のものより、西洋アサガオと呼ばれるソライロアサガオの「ヘブンリーブルー」やノアサガオ(別名、琉球アサガオ)の「オーシャンブルー」などの方が旺盛に伸びるので緑のカーテン向きです。また、同じく花を楽しむカーテンとして、「
真夏の青いスイートピー」にも注目です。
緑の風船の中には、ハートマークのフウセンカズラの種が入っている
ゴーヤ以外で食べられる緑のカーテンとしては、オカワカメ(別名、ぬるっぱ)、キュウリ、食用ヘチマ、ツルムラサキ、ユウガオなどが挙げられます。また、食用ではありませんが、フウセンカズラはその名のとおり3センチほどの緑の風船状の実をたくさんつける、とても可愛らしいつる植物です。葉が繊細なので、涼し気なカーテンになりますよ。
カーテンの次は、絨毯と複合技をご紹介!