保険金10億円の生命保険に加入することは不可能ではない
10億の保険に加入することは不可能ではない
いろいろな制約によって保険金額10億円の死亡保険に加入することは非常に難しいと言えます。しかし、決して不可能ではありません。
例えば、危険を伴わない仕事をしている健康な40歳の人で、年収が1億円あり、加入への明確な理由や妥当性があるとします。この場合でも保険会社や保険商品の制限枠が問題になりますが、1社ではなく4社に分けて加入すればそれも解決できます。また、保険会社によっては、事前査定を受けてOKがでれば特例で10億円加入できる場合もあります。
普通の人にとっては縁のない話ですし、年収1億円ある人にとっても、年金保険3000万円ならまだしも死亡保険10億円に加入する理由はあまりなさそうです。ただ、会社が契約者となる保険では個人よりも需要は多いようです。
例えば、社長がカリスマのような会社では、社長が死亡してしまうと、金融機関から借入金の返済を求められたり、カリスマ不在によって売上が激減して企業の存続自体が危ぶまれたりする可能性があります。その為、万一時でも会社を存続させ、残された従業員が安心して働き続けられるように、会社が契約者、社長が被保険者となって死亡保険に加入する例は多々あります。このようなケースでは加入の妥当性や継続性などに特に懸念がなければ、死亡保険金額10億円の保険に加入することはできます。
仮に10億円の保険に加入できるとしても、モラルに欠けるような加入は、保険会社や他の加入者に悪影響を及ぼします。死亡保険や医療保険は、もしもの時の経済的備えとして適切かつ継続可能な内容で加入するようにしましょう。
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