生命保険会社や共済の医療保険(共済)は公的な制度ではないので、全員が加入しているわけではありません。自ら必要性を感じて加入する人もいれば、必要性を感じずに加入しない人や、そもそも必要ない人もいます。

医療保険やがん保険に加入するかどうかは、本人が決めることであって第三者が強制することではありませんが、あえて医療保険ガイドそしてファイナンシャルプランナーの立場から、お金持ちに医療保険は必要ないのか、医療保険やがん保険を必要としない人はどのような人なのか考えてみました。

お金持ちは医療保険に加入する必要ない!?

お金持ちは医療保険やがん保険に加入する必要ない!?
お金持ちは医療保険やがん保険に加入する必要ない!?
生命保険募集人やファイナンシャルプランナーの間では、時々話題に上がるテーマです。もし病気やケガで入院や手術をした時に、お金持ちならいくらでも治療費を払えるのだから、医療保険やがん保険は必要ないという意見は多いです。

確かにその通りだと思います。一般的には、もしもの時にお金が足りなく困りそうだから、保険に加入して備えるのであり、もしもの時でもお金に困らない人は必要ないと言えます。

ただ、ひと言でお金持ちと言っても状況はいろいろであり、また往々にして自分のことを知らない人も多いので、少し整理しておきましょう。

■億単位の金融資産を保有している人
1億円以上の金融資産を持っていて、治療費などの支払いが必要になった時には保有している資産からいくらでも支払いに充当できるのであれば、医療保険やがん保険に加入する必要ないでしょう。

ただ、その資産の使い道が既に決まっていて手を付けられない場合や、収入が少なく年々金融資産が減ってきているような人は、もしもの時に困ることも考えられます。その場合は、病気やケガへの備えが必要です。

■宝くじなどで偶然億単位の資産を得た人
このような人は備えとして医療保険やがん保険に加入しておいた方が良さそうです。

お金を偶然得ただけであり、安定した高収入があるわけでもなく、お金の使い方や管理の仕方が身に付いているとも言えないからです。お金は無計画に使っていると、あっという間になくなってしまうものです。

運良く保険料を全部支払えるお金が手元にあると考え、前倒しで保険料を全部払って(全期前納払いまたは一時払い)しまうのが良いのではないでしょうか。後に保険料支払い負担を残さないことで保険を継続しやすくなり、トータルで支払う保険料も割安に済むからです。



では、高年収の人はどうなの?