インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

デンマークの住宅レポート 光のテーマはHygge!(2ページ目)

日本でも人気が高いルイスポールセン社が主催するデンマークの光の旅に参加してきました。今回は住宅照明をご紹介しますが、素敵なインテリアに加えてペンダントやスタンドのさりげない使い方が生かされた心地よい暮らしを想像することができます。日本で販売されている照明器具も多いので、ぜひ参考にして下さい。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

光を使い分ける 快適空間

リビングルーム

写真4.10台の器具を使い分けるリビングルーム

エニグマ

写真5.「エニグマ」で照明した寝室

全て映ってはいませんが、写真4のリビングには照明器具が10台あるそうです。常に全ての照明器具を使用するわけでなく、場所や行為に応じて使い分けることが当たり前のライフスタイルになっているものと思います。

さて、これまでも何度かルイスポールセン社の器具を記事でご紹介していますが、今回お伺いしたお宅でもそれらの器具が上手にコ―ディネートされており、部屋そのものがショールームのようです。

例えば、右奥のコーナーのスタンドは「読書の秋 目にも心にもやさしい光でコーディネート」でご紹介している、2010年秋に発売されたOJ familyで、中央は「ヤコブセンの名作 AJシリーズ」でご紹介したAJフロアランプです。 

写真5は「世界が注目する照明デザインの秘密」でご紹介した内山章一さんデザインのペンダント“エニグマ”を下げた寝室です。日本では寝室にペンダントを下げるというのは少ないですが、グレア(眩しさ)のないデザインは寝た視線でも心地よさをもたらすものと思います。

キッチン

写真6.ペンダントで手元の明るさをとっているキッチン

写真6はキッチンですが、ここにも食卓上にエニグマのペンダント、キッチンの作業面や右奥の棚下にもペンダントを下げています。

ここまでペンダントを使い分けるのは、一般にはなかなか難しいかもしれませんが、単に明るさを得るということだけでなく、好きなデザインのものに囲まれて暮らすということもHygge!ではないかと思いました。

※今回ご紹介している照明器具は、一部を除いてルイスポールセン社のwebサイトでもご覧いただけます。

【関連記事】
「ヤコブセンの名作 AJシリーズ」
「反射光を意識した北欧の光 PH5ランプ」
「北欧の豊かな自然を感じるペンダント」

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