基礎学力と学習習慣の定着

小学校低学年で身に付けておきたいのは、「基礎学力」と「学習習慣の定着」

基礎学力とは、「計算力」と「漢字力」。これは、反復学習しないと身に付きません。ただし、このような学習はやっていて面白いものではないです。だから、小さい頃から保護者が主導して、毎日、短い時間でも毎日、計算と漢字の練習をさせてください。

学習習慣の定着には、毎日お勉強する習慣が必要。1週間の学習スケジュールをお子さんと相談して作ってみてください。このときの注意ポイントは、何時から何時まではお勉強するというように時刻で管理すること。お勉強の時間を毎日○分というように時間で管理すると、遊びやテレビなどを優先してしまい、お勉強をしない日が出てくるかも。

そうは言っても、スケジュール通りに行動することは大人でも難しいもの。親心としてはスケジュール通りにお子さんが行動することを期待しますが、1年後にスケジュール通りに学習できれば大成功というように、気長に見守ってください。

家庭学習用のノートを用意する意味

低学年の学習環境

親が積極的に勉強を楽しむ姿勢をつくりだして

家庭学習をするときには、小学校の授業用ノートとは別に、家庭用学習ノートを用意してください。わからない問題があったときに、その問題から先に進めなくなるお子さんがいます。わからない問題を飛ばして次の問題に進めばいいのですが、低学年のお子さんにはどれくらいのスペースを空けて飛ばせばいいのか分かりません。ですから、家庭用学習ノートに保護者の方が、解答用紙風に問題番号を書いてあげておいてください。

問題番号を書いておけば、後で見直しをするときにも役立ちます。また、「図形を描かないと算数は伸びない」とよく言われますが、それは理想論。算数が苦手なお子さんは、図形を描くのも苦手だし嫌いです。お子さんが図形を描けるようになるまでは、保護者の方が図形を描いておいてください。ノートに描かれた図形から解答の導き方がわかれば、学力は伸びるし、算数も好きになるでしょう。

お子さんが勉強しているときの保護者の行動によって、子どもの学習意欲は変わってきます。勉強は、問題を解いて、採点をし、間違えた問題をやり直すまでが一連のサイクルですが、問題を解くだけで勉強が終わったと誤解する子どもが多いです。

低学年生にとって、採点と間違いの直しは退屈な作業ですので、お子さんが一人で出来るようになるまで、保護者が見てあげましょう。保護者が協力することで、子どもの学習意欲は格段に高まるのです。


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