テクノポップ/アーティストインタヴュー

HONDALADY~ギミアブレイク

前作から約1年ぶり、HONDALADYの新作『ギミアブレイク』の発売を記念して、マルさんとDieさんに登場! ジャンルをクロスオーヴァーするアイデア満載の作品について語って頂きました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

HONDALADYの課外活動
 

ガイド:
hondalady

HONDALADY

マルさん、Dieさん、約1年ぶりとなりますが、よろしくお願いします。この1年、お二人はどのようにされていたのでしょうか?

マル:
僕はHONDALADYと並行して別ユニットのにゃんにゃんずの活動をやっていて、去年アルバムをリリースしました。オリンピックイヤー限定ユニットなので、今年はお休みです。

Die:
僕もHONDALADYと並行して別バンドのナゴムコピーバンド、征露丸Xの活動で、Mr.NAGOMUのケラさんと対バンさせていただいたりしました。今年は1stアルバムを制作予定です。コピーバンドですが。

ガイド:
お二人とも課外活動されていたんですね。

マル:
新作の制作自体は秋くらいからスタートしていたので、何もしていない時間は実はそんなになかったような気がします。

Die:
今回も結局締切りギリギリまで作業していましたがね(笑)。

エフェクターに囲まれて
 

ガイド:
前作『SNEAKER MON AMOUR』発売の際のインタヴューで聞き忘れた事が!
PVも制作されている「フリースタイラー」、アグレッシヴで突き抜ける好きな曲なのですが、凄い数のエフェクターが出てきますね。これって、実際に繋いで音を作ったのですか?

マル:
音づくりにはさすがに全部繋いで使っていないんですが、映像に出てくるエフェクターは全部本物です。自分と周囲の友人が持っているエフェクターをかき集めて撮影しました。ライヴでギターを弾くバンドではないんですが、BOSSのコンパクトエフェクターに囲まれるなんてギターキッズの夢が叶った瞬間でした。

Die:
浮き上がってるところはさすがにCGですが(笑)。

マル:
そういえばたくさんあったエフェクターの中でひとつだけ自作しました。冒頭で登場する"Freestyler"という名前のエフェクターです。よーく見るといろいろ小細工が施してあります。ツマミがTB-303と一緒で「Resonance」になってたり(笑)。

Die:
これはCGじゃだめだろうと。監督が買って来た既存のエフェクターをバラしてイメージカラーの青をスプレーして。自作エフェクター専門のサイトでちゃんとレタリングシート買ったり、BOSSのエフェクター書体を研究して"Freestyler"のロゴを起こしたり。結構大変でした(笑)。
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