ポチコロベーグル、西荻窪にオープン

ポチコロベーグル入口。階段を上った二階。

ポチコロベーグル入口。階段を上った二階

2011年4月、西荻窪の商店街に、仙台出身の姉妹が経営する小さなお店「ポチコロベーグル」がオープンしました。

ベーグルとお菓子を焼いているのは、松尾綾子さんと妹の幸子さん。昔から食べることが好きで、キッチンに立つのが大好きだった二人は、いつかお店をやろうね、と計画していたそうです。
ベーグル、焼菓子それぞれ7種類ほどが11時に揃う

ベーグル、焼菓子それぞれ7種類ほどが11時に揃う

綾子さんはかつて、地元仙台でおいしいベーグルが人気だったアトリウムカフェ(現在は閉店)で働いていました。上京してからも飲食店で働きながら、ここ数年は中央線沿線で国立の黄色い鳥器店、吉祥寺のソイビーンファーム、西荻窪の魯山などに間借りして、ベーグルやお菓子の催事出店をし、じわじわと地元の人気を呼んでいました。

「場所を貸していただくばかりか、宣伝までしていただいて、たくさんの人のおかげでこうしてお店を開くことができました」
松尾綾子さん(左)、幸子さん(右)

松尾綾子さん(左)、幸子さん(右)


東京の今を感じる味

ポチコロベーグルのベーグルは、モチっとした弾力が強すぎず弱すぎず、目が詰まっているけれど重くはなく、ほどよいボリューム感があります。皮は薄くて歯切れがよく、食べた時に心地よく感じるバランスです。

すっきりとした甘味のない生地は、北海道産の小麦粉を用い、少量のイーストで発酵させています。種類はオーソドックスなものが中心なので、季節や機会に応じてさまざまな食材との取り合わせを許容してくれそう。気取らない、ほわっと温かい家庭的な味わいは、NY風、和風、自然派などとひと括りにできない、しいて言えば東京の今のテイストかもしれません。
ひとつひとつていねいに作られたベーグルと焼菓子

ひとつひとつていねいに作られたベーグルと焼菓子