地震が来たときの、とっさの行動
ママやパパが赤ちゃんと一緒にいれば、赤ちゃんと自分の安全の確保をしましょう。とっさの場合、安全な場所に移動できず、赤ちゃんを守るためにママやパパが覆い被さるということもあるかもしれませんが、ママやパパが負傷して動けなくなると、赤ちゃんを避難させられなくなります。基本的には、一緒に身を守ることを考えましょう。キッチンで煮物中など、火を使っている場合も、最近では基本的に自動的に火が消える設計になっているコンロも多くあります。別な部屋から、急いで火を消しに行くよりも、まずは赤ちゃんと自分の身を守り、落ち着いてから火を消しましょう。大きな地震で、移動が可能ならガスの元栓も切っておきましょう。
キッチンは、食器や包丁など、倒れたり落ちてくると危険なものが多く危険です。赤ちゃんと一緒にキッチンにいた場合は、火を消して、安全な場所にすぐ移動しましょう。
日頃からのご近所つきあいも大切
自宅で被災した場合、遠くの会社にいるパパの帰りを待つよりも、まずは、近所の方の支えが心強いものです。妊娠中のママも、赤ちゃんがいる家庭も、いざというときにお世話になることもありますから、日頃から、ご近所の方とあいさつしたり……というコミュニケーションをとっておきましょう。
「あのお宅は妊婦さんだったな」「赤ちゃんがいるけど、大丈夫かな」と、ご近所の方が覚えてくださっていることで、万が一の時の救助が早くなる場合もあります。
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