乳児育児/赤ちゃんの成長(0~1歳)関連情報

赤ちゃんがいる家庭の地震・防災対策(3ページ目)

大きな地震が起こると、被災地の方はもちろんのこと、日本中の子育て中のママパパたちに不安が広がっています。命を守ること、わが子を守ることについて、改めて向き合って考えた方も多いのではないでしょうか。赤ちゃん家庭の地震対策について、考えたいと思います。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

避難にはおんぶひもとリュックが便利

エルゴベビーキャリー

0歳から4歳くらいまで長く使えるエルゴ

地震対策として、「赤ちゃんのお世話ができる3日分を確保」と言われています。3日分あれば、地震などが起こった後、避難などして、その後、さらに安全な場所に移動することを考え、まずは3日分を確保しておきましょう。

避難などする場合には赤ちゃんをおんぶや抱っこできる、おんぶひもが便利です。胸のところがバッテンになってしますため、最近では敬遠されていましたが、かさばらないので、昔ながらのおんぶひもにも注目が集まっています。

赤ちゃんのお世話グッズを入れるマザーズバッグは、肩から斜めがけもできるショルダータイプや、リュックタイプがおすすめ。赤ちゃんをおんぶか抱っこして、荷物も背負って、両手があくようにしましょう。

避難所では、赤ちゃんの体温を測る体温計が不足しているという話があります。赤ちゃん用の体温計も、日頃からマザーズバッグに入れておくと安心です。

電話番号をメモしておこう

避難所では、電源の確保が困難だったところも多くあります。携帯電話の電池がなくなって、電話番号がわからず連絡が取れなくなってしまった方も多かったようなので、必要最低限の電話番号は、母子手帳などに記入しておいて、いつも持ち歩くマザーズバックに入れておきましょう。

以下、記載しておきたい電話番号の例をあげておきます。
  • 家族の電話番号(携帯が記憶しているので、以外と覚えていない人も多いようです)
  • 病院・保健所・役所の電話番号
  • 遠方の親戚や知人の電話番号(地域全体が被災した場合など、いざというときに情報提供してくれたり、力になってくれる方の連絡先を記載しておきましょう)
日頃からの心がけと準備が、赤ちゃんを守ります。ぜひ、今日から始めましょう。


>> 子育て家庭の地震・防災対策もご参考に
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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