投資信託/投資信託(ファンド)の選び方

投資信託の追加型と単位型の違いって?(2ページ目)

投資信託はその募集方法によって、追加(オープン)型と単位(ユニット)型の2種類に大きく分けられます。あなたのニーズに合うのはどちらでしょうか?それぞれの特徴の違いや選ぶときの留意点をおさえておきましょう。

執筆者:村岡 里香

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追加型投資信託はどんなニーズの人に合うの?

まず、追加型投資信託を選ぶと良いのは、以下のような人といえます。

リバランスしながら長期でお金を育てる人は追加型を

リバランスしながら長期でお金を育てる人は追加型を選択

・長期の資産形成が目的の人
・自分の好きなタイミングで購入したい人
・たくさんの種類から自分に合う商品を選びたい人
・運用のゴールを自分で決められる人

例えば老後資金づくりのためなど、将来に向けてじっくり資産を増やしたい人は、信託期限が無期限もしくは長期の追加型投資信託を選びましょう。ただし、中には設定から年数が経ち、すでに信託期限までの期間が短くなっているものもあるので事前の確認が必要です。

市場の動きを見ながら自分の好きなタイミングで売買したい、あるいは積立投資など時間分散を図る方法で購入したいという人にも追加型投資信託が適しています。うっかり単位型投資信託を選ぶと、募集期間終了後の追加購入はできないのでお気をつけください。

また、たくさんの選択肢から商品を選びたいという人もこのタイプ向き。現在、運用されている株式投資信託の追加型は4540本もあります。一方、単位型は243本です(2014年5月末時点)。追加型投資信託の種類はとても豊富。探せばきっと自分のニーズに合うものがみつかるはずです。その際は、長期投資に適した商品をしっかりとえらびましょう(投資信託を選ぶ基準については「投資信託選びで押さえておきたい3つの数字」をご参照ください)。

そして、満期がなく売買自由の追加型投資信託では、運用のゴールは自分で決めなくてはなりません。目標金額を設定し、マーケットの状況をとらえながら適切なタイミングで売却する、というように意思決定しながら運用できる人に向いているといえます。

では、単位型投資信託はどんな人に向いているのでしょうか?次のページへ>>>>

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