女性の薄毛・抜け毛/頭皮ケア・顔ヨガのススメ

女性の抜け毛を防ぐ、パーマ後の頭皮ケア(2ページ目)

ボリュームアップを目指してパーマをかけたり、くせ毛が気になってストレートパーマをかけたり──女性にとってパーマは、気軽に印象を変えることができる“ファッションアイテムのひとつ”という認識。今回は、髪だけでなく、パーマが頭皮に与えるダメージについてお話します。パーマ前後に行いたい、頭皮ケアについても紹介します。

執筆者:All About 編集部

パーマ後の頭皮ケアで女性の抜け毛を予防

パーマ後の頭皮は敏感に。たっぷりのお湯でよくすすぐこと!

パーマ後の頭皮は敏感に。たっぷりのお湯でよくすすぐこと!

大なり小なり、頭皮にダメージを与えるパーマ。頭皮がダメージを受けたままだと、薄毛・抜け毛につながる可能性が高いといえます。パーマの前後に頭皮ケアを行うことで、頭皮へのダメージが軽減できる方法があります。


頭皮にやさしいパーマを行う美容室、サロンを選ぶ

頭皮への負担が一番少ないパーマの方法は、「1浴式(システィンパーマ)」の「加温式」です。対応している美容室やサロンを選ぶとよいでしょう。

パーマ液をつける前に頭皮をカバーする

パーマ液から頭皮を守るためには、あらかじめ頭皮をカバーしておけばよいでしょう。パーマ液を塗る前に、水分を頭皮につけておくだけで、パーマ液が薄まり、頭皮へのダメージを低減することができます。私が利用している美容室では、アルカリイオン水を塗布してくれます。

また、ほとんどのサロンでは、カラーリングの前に、額の生え際にクリームを塗ってくれると思います。これは「プロテクトクリーム」といって、生え際の肌への着色を防ぐために塗るもの。これをパーマの前に、頭皮全体に薄く塗ってもらうとよいでしょう。クリームの油分によって、頭皮にパーマ液が直接付着するのを防ぐことができます。ただし、油分が髪につくとパーマの効果が低減するので、髪につかないよう、十分注意してもらってください。

自宅ではたっぷりのお湯で頭皮をすすぐ

美容室やサロンで、パーマ液を流すときにシャンプーを使うことと思います。自宅で再度シャンプーする際は、シャンプー剤は使わず、たっぷりのお湯で髪と頭皮をすすぐようにして洗いましょう。シャンプー剤を使い過ぎると頭皮の脂分が奪われて、ドライ頭皮をまねく恐れがあります。また、パーマ後の頭皮は、敏感になっています。お湯で流す際、ゴシゴシと頭皮をこすらないようにしましょう。

ツボを押して頭皮や首、肩の血行を促進する

頭皮のツボを押して血行促進すれば、毛母細胞が活性化します

頭皮のツボを押して血行促進すれば、毛母細胞が活性化します

パーマをかけた日は、ロットを巻かれたりして、何となく首や肩に疲れを感じませんか? そんな時は、頭皮のツボを押して、血行促進すると疲れが解消されますので試してみてください。頭皮全体を手で包み、頭皮を動かすようにしてやさしくマッサージするのも効果的です。ツボ押しや頭皮マッサージで頭皮の血行が促進されると、毛母細胞が活性化して、健康な毛髪が生まれる頭皮環境が整います。

パーマ後、2~3日は頭皮に強い刺激を与えないようにする

パーマ後の頭皮は敏感になっています。2~3日は、頭皮にブラシをあてるようにしてブラッシングする、爪を立ててシャンプーするなど、頭皮に強い刺激を与えないようにしてください。シャンプーする際は、頭皮への刺激が少なく、頭皮の保湿効果が高い、アミノ酸系シャンプーを使うのがおすすめです。

いかがでしたか? パーマ後は髪だけでなく、頭皮もダメージを受けています。女性の薄毛・抜け毛を予防するためには、頭皮を健康な状態に保つことが大切。パーマの前後に、やさしく頭皮ケアしてあげましょう。

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