日本からチベットへのアクセス

ポタラ宮

まずはチベットの中心地・ラサにイン (C)曹慧

チベット山脈

上空から見たチベット山脈 (C)曹慧

日本からチベットに入るにはまずラサに入ることですが、日本からラサのフライトは経由便を含め運行されていないので、まずは国内の別の都市に入って、そこからトランジットすることになります。日本人の多くは北京、上海、成都、西安で乗り継ぎをして、ラサに行くというケースが多いようです。それでは、具体的な中国各都市からのアクセスについて見てみましょう。

 

中国各都市からラサへのアクセス

中国各都市からラサへのアクセスは飛行機または鉄道が便利です。

■空路
もっともスピーディな移動手段。効率よく旅をしたい人におすすめです。ただし、高速で一気に高地へ移動するため、高山病になりやすいとの意見も。機内で高山病に対するアナウンスがあると思いますが、ラサ到着後は激しい動きをせず、いつもより意識をしてスローペースで行動するようにしましょう。

北京(週14便)、上海浦東(4便)、広州(7便)、成都(71便)、重慶(35便)、西安(23便)、深セン(7便)、昆明(7便)、シャングリラ(7便)

■鉄道
2006年7月、青海チベット鉄道(青蔵鉄道)が運行を開始しました。それまでは各地域からの飛行機と、青海省・ゴルムド(格尓木)からのバスしかラサ入境手段がなかったのが、陸路の移動がぐっと便利に! 最高地点の海抜5000メートル以上という世界最高地を走る高原鉄道。その車窓からは6000メートル級の山脈や巨大な湖など、次々に変化する大自然の壮大な景観が楽しめます。
  • 北京西-ラサ 1日1本 所要48時間
  • 成都-ラサ 隔日1本 所要45時間
  • 重慶-ラサ 隔日1本 所要47時間
  • 蘭州-ラサ 隔日1本 所要27時間
  • 西寧-ラサ 1日4本 所要25時間
  • 上海-ラサ 隔日1本 所要50時間
  • 広州-ラサ 隔日1本 所要56時間

ラサからチベット各地へのアクセス

チベットマイカー旅行

マイカー旅行する中国人が急増
(C)曹慧

ラサからチベット各地へのアクセスはバスがメインなのですが、原則的に外国人がバスでチベット自治区内を移動することは禁じられているので、旅行会社の手配するバスや車輌での移動が無難です。

ラサにはいくつかのバスターミナルがありますが、一番大きなものは「ラサバスターミナル(拉薩汽車站)」。ラサの民族南路と金珠中路交差点角に位置しています。シガツェ地区(片道約5時間)、山南地区のツェタン(片道約3時間半)のバスが発着しています。

宇拓路と朶森格南路の交差点からラサ郊外へのバスが出ています。ガンデン・ゴンパ(甘丹寺/片道約2時間)、ダク・イェルパ(扎葉巴寺/片道約1時間半)、サムイェ(桑耶寺/片道約4時間)などへの便があります。が、ここも基本的には外国人の利用は許可されていません。

 

チベットの気候「年間日照時間3000時間以上の太陽の町」

チベット族

太陽光線の強いチベットでは帽子が必需品 (C)曹慧

前記した通り、チベットは南東から北東へと徐々に高く傾斜しているため、気候も南東から北西に向かって、熱帯・亜熱帯・高原温帯・高原亜寒帯・高原寒帯など大きな変化をしていきます。

チベット旅行のベストシーズンは5~10月

ラサ気候

夏でも夜はひんやり寒い。防寒対策は忘れずに!

チベットの中央に位置するラサは高原温帯半乾燥モンスーン地帯に属し、一年を通じ寒暖の差が激しくありませんが、一日の温度差が大きいことで知られています。夏でも25度を越えることはほとんどなく過ごしやすいのですが、冬はマイナス10度ぐらいまで下がるので、十分な防寒対策が必要となります。雨季は6~9月、この時期の雨は夜間に降り、昼間の天気は晴れることが多くなっています。ベストシーズンは一般的に5~10月と言われます。年間日照時間が3000時間もあり、晴れの天気が多く乾燥しています。一年を通じ、乾燥・紫外線対策が必須です。

さてさて、お待たせしました! 次のページからは具体的なチベット観光スポットの紹介です。住所やチケット料金など具体的な情報満載です。