一人暮らし/一人暮らしの引越し・初期費用

引越直前。こんな失敗にご用心(2ページ目)

進学や就職、転勤など、一人暮らしを始めたり、新しい地域に移り住んだりと、引越が増える季節です。特に、初めての引越では準備の進め方や作業の手順などがイメージしにくいもの。そこで今回は、一人暮らしの引越でよくある失敗と、その対処法をお届けします。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

ゴミが捨てられない! どうしよう。

ゴミ

立つ鳥跡を濁さず。ゴミを残して、迷惑をかけるようなことはしないで

引越をするときに出てくるのがゴミや不用品。新居に要らないものは持っていきたくはないですが、家具や家電などは粗大ゴミやリサイクル対象品となって、依頼してから引き取ってもらうまでに日数がかかることも。また、通常の回収で持っていってもらえるものでも、一度に大量に出せば、粗大ゴミ扱いとなることもあります。でも、引越に間に合わないからといって、「マンションのゴミ捨て場に置いていっちゃえ」と残していくのは絶対ダメ。マナー違反です。

まず、引越をするときには、計画的にゴミ捨てを。ゴミ収集日を把握し、引越日前数日間はできるだけゴミを増やさないように心がけて暮らしましょう。また、粗大ゴミやリサイクル対象の廃棄物があるときは、数週間前から手配をしてください。

もし直前に捨て忘れて、引越先に持っていくこともできないときには、大家さんや管理会社にあとで捨ててもらえるか、どこか置いておいてもよい場所があるかなど相談をしてみてはいかがでしょうか。運が良ければ、引き取ってもらえたり、回収まで置かせてもらえることも。当然断られてしまう場合もありますので、そういったときは有料にはなりますが、引越業者や廃品回収業者に廃棄を依頼しましょう。その日のうちに処理してくれる場合もあります。

前の部屋に忘れ物をしてきちゃった!

ベランダ

ベランダの忘れ物は要注意。せっかく育てた植物も新居に連れて行ってあげて

部屋を出る前によく確認してきたつもりでも、つい見落として忘れ物をしやすい場所というのがあります。

まず、ベランダ。植物や物干しなどが置きっぱなしになっていませんか。収納の引き出しや押入の天袋なども要注意。また、ポストの中の郵便物や駐輪場の自転車、バイクなど、部屋の外にあるものも忘れやすいです。

私は引っ越した先で、キッチンの引き出しを開けたら、そこに調理器具がたんまり残っているのを発見したことがありました。前の住人が引っ越してからずいぶん時間が経っていたので、諦めてしまったのだとは思いますが…、モッタイナイ。みなさんもご注意を。

次は、引越時の荷造りと荷物の運び込みの失敗例をお届けします>>
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