最近増えつつある手つなぎカップル
西欧諸国を中心した先進国においては、昔からごくごくあたりまえに見える情景。年齢に関わらず、仲良く手を繋ぎながら歩くカップルの姿。こんな姿が日本であちこちに散見されるようになってきました。2011年1月25日の読売新聞の記事によれば、とある土曜の昼下がり。わずか15分間の観察中、歩行者天国で歩くカップルのうち手をつないだカップルは16組。腕組みもいれると20組も見られたとか。ガイドが大学生の頃に手をつないで歩いていたカップルは、おそらく、今の半分にも満たなかったことを思い浮かべれば、日本のカップル事情も随分と変化しているようです。さて、それでは、あなたは、パートナーと手をつないでいますか?「え、なんだか恥ずかしい?」でも、この手をつなぐという行為には、カップルが仲良く暮らしてゆくために必要なエッセンスがたっぷりとつまっています。
手つなぎパワー!?
昔の童謡にもありますが、手をつないで歩くという行為には、なんとなく気持ちを楽しくさせてくれる効果があります。それは、きっと、遠足やお遊戯など無邪気に楽しめた幼少時の記憶が無意識に蘇るからかもしれません。大人になったカップルにとっても、手をつないで歩くことで、なんとなく、これからのデートがとても楽しくなるような、ちょっとうきうきした予感がしてくるはず。また、手を繋いで歩くことで、自然とお互いの歩調が調和して、親近感が増すことでしょう。一方、今までいつも自然に手を繋いでいたのに、最近は全く。こんな時には、もしかしたら、二人の間でちょっとした気持ちのすれ違いが起きているのかも。手つなぎは、二人の関係のコンディションを計るバロメーターの役割も果たしてくれます。そして、当然のことながら、まだ恋人未満の意中の相手が、手をつないできたのなら、あなたに対する好意の表れと受け止めてほぼ間違いありません。