1台のデータカードで家中の機器をネットに接続できる
データカードを本体に取り付けると、多少の出っ張りができるので、設置場所には注意。なお今回はNTTドコモのL-05Aを使用した
たとえば個人事業主の人などが、「外ではノートPCでデータカードを使い、会社ではそのデータカードをWZR-HP-G302Hに挿してほかの機器と共用する」といった使い方ができるだろう。新しく固定回線を契約する必要がなく、通信費用を節約することもできる(その場合は高速なデータカードの利用をおすすめする)。
利用できるデータカードは「対応USB用データカード一覧」を参照。
プリンタやHDDなど、USB対応機器を共用できる
本体のUSBポートに、USB対応HDD、USBメモリ、外付けSSDなどを接続すれば、データファイルも共有できる。通常、データファイルを共有するには、共有するファイルを保存しておくパソコンが必要。しかし本機のUSBポートに、適応するストレージを接続して設定すれば共有できるようになる。気軽にホームサーバーが構築できるわけだ。またプリンタを接続すれば、ネットワーク内のどのパソコンからでも、ワイヤレスでプリンタが利用できるようになる。また、USBハブを使えば複数のUSB機器を接続できる。利用できるUSBハブは「データ共有機能動作確認済みUSB用製品一覧」ページを参照。
離れたところでも高速かつ安定した通信が可能
Web設定画面をいちいち開かなくても、本体前面の「ムービーエンジン・スイッチ」のON/OFFだけで、映像再生に最適な設定に変更できる
また容量の大きなハイビジョン映像を無線LANを使って視聴すると、コマ落ちすることがある。そんなとき「ムービーエンジン・スイッチ」をONにすれば、大量の連続したデータのスムースな送信ができるようになり、快適な視聴ができる。